「一体感」が会社を潰す 異質と一流を排除する“子ども病”の正体 PHPビジネス新書

秋山進

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784569811529
ISBN 10 : 4569811523
フォーマット
出版社
発行年月
2014年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
秋山進 ,  
追加情報
:
221p;18

内容詳細

戦後、日本企業は「一体感」を武器に成長してきた。しかし、それこそがバブル崩壊ののち、人と組織を停滞させた元凶だったのだ。30社以上に助言してきた組織コンサルタントが、社会経済の変化とキャリアパスに潜む問題から、この重篤な病気を喝破する。大人の仕事場であるはずの会社が、なぜ子どもの仲良しグループのように馴れ合い、一流の人材を排除しはじめるのか。あるいは個人の成長を妨げるのか。幼稚な組織と心中しないためにも要一読。

目次 : 第1章 「個人がコドモ?」の組織/ 第2章 「組織文化がコドモ?」の組織/ 第3章 「マネジメントがコドモ?」の組織/ 第4章 コドモの組織から大人の組織へ/ 第5章 コドモの組織で大人になる戦略/ 終章 グローバル化と大人の組織

【著者紹介】
秋山進 : プリンシプル・コンサルティング・グループ株式会社代表取締役。リクルート入社後、事業企画に携わる。独立後、経営・組織コンサルタントとして、各種業界のトップ企業からベンチャー企業、外資、財団法人など様々な団体のCEO補佐、事業構造改革、経営理念の策定などの業務に従事。現在は、経営リスク診断をベースに、組織設計、事業継続計画、コンプライアンス、サーベイ開発、エグゼクティブコーチング、人材育成などを提供するプリンシプル・コンサルティング・グループの代表を務める。京都大学卒。国際大学GLOCOM客員研究員。麹町アカデミア学頭(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • またおやぢ さん

    総じて納得性は高いが、題名には違和感を覚える。未成熟な組織が多いのは事実。一部の人間を除いて“子供扱い”をした方が管理し易く、結果を導き出しやすかった故の対応であり、それは良し悪しではなく状況判断。現状ではそのアプローチが相応しくないだけに過ぎないとは思う。2つの「ジリツ」すなわち“自立”と“自律”した個人が、目的に基づく合理的な思考と行動を行い、原理原則に基づいた組織に参加することで、大人の組織が生成されると主張には共感する。とは言え、ジリツした個人を包含できるのは、一体感ある組織だけの筈だと思う一冊。

  • ゆう さん

    未熟な者が未熟なまま豊かになる、そうした時代は、もう来ない。それを受け入ず、淘汰されるべき企業が補助金や公共事業漬けで生き延びる。これは日本流の腐敗だ。異能・異質な個人の力を活かしていけるように、より成熟した組織を構築していかなければならない。本書ではそのためのポイントとして、個人の「自立」と「自律」、目的合理的な思考パターン、マネジメントのプロ化、の3つが挙げられている。個人としては、一流たり得る技術力を磨くことがますます重要になる。更には、他のプロフェッショナルや組織と「善く繋がる」営業力も必要だ。

  • Shu さん

    何もしない外野がうるさいと思うことは多い。矛盾に気づかず進んでしまうこともある。

  • たまご さん

    その場(会社とか部署とか)を構成する要員が,一人ひとり別個の人間で,興味も仕事の仕方も人それぞれあるということ,それを理解して尊重できるような場であってほしいものです.すべてみんなが同じ方向を向いて同じようにやっていかなければいけない,というのは,「子ども」というか「ムラ」社会的ですよね….こういう本が読まれるならば,横並びの日本の構造も少しづつ変わってきている証拠なのでしょうか.

  • だいすけ さん

    ご説ごもっとも。でも、言うは易く行うは難しなんだよね。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

ビジネス・経済 に関連する商品情報

おすすめの商品