作家ごはん 講談社文庫

福澤徹三

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065260760
ISBN 10 : 4065260760
フォーマット
出版社
発行年月
2021年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
251p;15

内容詳細

新人編集者の和真は原稿依頼のため「書かずのチクリン」の異名を持つ作家、竹林賢一郎宅へ通う。しかし毎回ごまかして、和真を晩酌につきあわせる竹林。そこへ作家志望女子・ひなが押しかけ事態はややこしく…。竹林のお取り寄せ絶品料理を満喫しつつ、原稿の催促を続ける和真を見舞う、最大のピンチとは?

【著者紹介】
福沢徹三 : 1962年、福岡県生まれ。デザイナー、コピーライター、専門学校講師を経て作家活動に入る。2008年『すじぼり』で第10回大藪春彦賞を受賞。ホラー、怪談実話、クライムノベル、警察小説など幅広いジャンルで執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • やも さん

    ごはんモノ小説って数多くあるけど、福澤徹三さんのごはんモノが1番好きかも💞この食べ物にはこのシチュエーションがベスト!ってのが多くて読んでてヨダレじゅるり😋作家と編集者と作家志望女子がすったもんだしつつ、ご飯食べる話なんだけど。これ作家先生の蘊蓄がもうたまらん…オモシロ楽しの美味しそう…お取り寄せグルメ多すぎだし、こんなんもう取り寄せるしかないじゃーん😭💞そんで本の蘊蓄も楽しい!!勉強なります、読んでみます🙇✨食いしん坊な読書家必読、読んで損なし徳ありの1冊🎵★5

  • ツン さん

    この竹林さんは自分自身がモデルなのかな?語るところは侠飯っぽい。

  • ゆのん さん

    『作家ごはん』というタイトルからしてグルメ小説だろうと思ったら大間違い。もちろんお取寄せグルメ盛り沢山でおなかはぐーぐー鳴りっぱなし。新米編集者が主役のお仕事小説でもある。大好きな本が出来るまでだけではなく、作家という職業のお仕事小説でもある。作家がどのように物語を紡いでいくのかがとても興味深い。淡い恋愛も発生するし、お勧めの小説リストも嬉しい。とにかく楽しさ満点の1冊だった。

  • ジュール リブレ さん

    『侠飯』から読み始めた先生の作品はどれも手軽な食材を使って美味しそうなレシピが満載。今日も夜中なのにお腹が鳴って仕方がない。東京駅から小一時間。高尾の山中に暮らす寡作の作家を訪ねる週末の日々が、これまた美味しそう。大いなる無駄なのかも知れないけれど、やはり食の楽しみは捨てがたい。少し手間をかけるだけで抜群の味わいに。小説の深みもこんなところから滲み出てくるものなのだな。

  • chiseiok さん

    濃ゆ〜い海外翻訳小説の合間の箸休めとして「さっくりは読みたいけれど、あんまり中身薄っぺらでもなぁ…」と、わがままな期待を持って読み始めたのですが、これが良い塩梅に今の気分にフィット。話の本筋はオシゴト系、ほんわか恋愛絡み新人編集者の成長譚なんですが、脇筋が何とも美味しい。「ブックガイド」「小説の書きかた本」「料理本」どれも大好物の自分にとっての、ほぼ全部入りはお得過ぎ。材料こんだけ使ってるのにも関わらず、“脳もたれ”しないさっぱり読み味。福澤作品は初読だったけれど、抽斗の多い手練れ作家さんだったんですね。

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