創発する都市　東京 カルチュラル・ハブがつくる東京の未来

なにが東京の未来をつくるのか。グローバル化により世界の都市の均質化が進んでいる。その流れから抜け出すために求められる都市戦略とは？

目次 : 第１章　文化の力が都市を魅力的にする/ 第２章　東京都心の文化の変遷と現状/ 第３章　アートの時代、都市の新しい価値創造―文化と産業の相乗発展を軸に「美感遊創」都市・東京を創る/ 第４章　都市の機能と文化/ 第５章　都市の魅力と政策を考える/ 第６章　創発する都市を創り、育む/ 第７章　未来の東京、あなたならどうする？/ 第８章　「日本文化の再認識」と「継承、発展」を目指した国際交流―日本文化とは、外国人を含む日本で生まれた文化のこと/ 第９章　世界人を育む都市づくり/ 終章　創発する都市　東京―カルチュラル・ハブがつくる東京の未来

【著者紹介】
福川伸次 : 東京大学法学部卒業後、１９５５年通商産業省入省。内閣総理大臣秘書官、大臣官房長、産業政策局長等を経て８６年通商産業事務次官に就任。８８年退官後、神戸製鋼所副社長、副会長、電通総研研究所長、ジェットスター・ジャパン会長等を歴任し、産業構造審議会委員等も務めた。現在は一般財団法人地球産業文化研究所顧問の他、東洋大学理事長、日本産業パートナーズ取締役会長、ＫＤＤＩ取締役等

市川宏雄 : 明治大学公共政策学大学院ガバナンス研究科長・教授。森記念財団業務理事。１９４７年東京生まれ。早稲田大学理工学部建築学科、同大学院博士課程を経てカナダ政府留学生としてウォータールー大学大学院博士課程修了（Ｐｈ．Ｄ．）。専門は都市政策、都市地域計画、危機管理、次世代政策構想。現在、渋谷区基本構想審議会会長、文京区都市計画審議会会長、日本危機管理士機構理事長、日本自治体危機管理学常任理事等を務めている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）