動的平衡 2

福岡伸一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784863240445
ISBN 10 : 4863240449
フォーマット
出版社
発行年月
2011年12月
日本
追加情報
:
254p;20

内容詳細

目次 : 第1章 「自由であれ」という命令―遺伝子は生命の楽譜にすぎない/ 第2章 なぜ、多様性が必要か―「分際」を知ることが長持ちの秘訣/ 第3章 植物が動物になった日―動物の必須アミノ酸は何を意味しているか/ 第4章 時間を止めて何が見えるか―世界のあらゆる要素は繋がりあっている/ 第5章 バイオテクノロジーの恩人―大腸菌の驚くべき遺伝子交換能力/ 第6章 生命は宇宙からやって来たか―パンスペルミア説の根拠/ 第7章 ヒトフェロモンを探して―異性を惹き付ける物質とその感知器官/ 第8章 遺伝は本当に遺伝子の仕業か?―エピジェネティックスが開く遺伝学の新時代/ 第9章 木を見て森を見ず―私たちは錯覚に陥っていないか

【著者紹介】
福岡伸一 : 生物学者。1959年東京都生まれ。京都大学卒。米国ハーバード大学研究員、京都大学助教授などを経て、青山学院大学教授。2007年に発表した『生物と無生物のあいだ』(講談社現代新書)は、サントリー学芸賞および中央公論新書大賞を受賞し、ベストセラーとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • たらお さん

    我々の体内で細胞は、エントロピー(乱雑さ)の増大に対して平衡さを保つために、使い物にならなくなる前に自らを壊し新しく作り替えている。エントロピー増大によるDNA複製エラー=細胞のがん化と考え、複製エラーを修復する機能もある。全部修復されればいいのにと思うのだが、そうなると進化の可能性が失われるから、あえて全部修復しないというところに驚き。進化のために重要なことは多様性で、たくさんを作った中から環境に適応した生命だけが生き残る。だから、DNA複製エラーは進化に不可欠なことが分かり、生命の奥深さを知った次第。

  • 村越操 さん

    生物学者が動的平衡から読み取ったメッセージ。それは生命よ、自由であれという事。ヒトは本来自由な存在「ヒトだけが他の生物のニッチに土足で上がりこみ、連鎖と平衡を攪乱している。私たちだけが共生することができず占有を求めてしまう。ヒトはもうすでに何が自分自身のニッチであるかを知らない」「筋肉を作るのに役立つ三つのBCAAの中でも特にロイシンを多く摂取し、そのうえで適度な運動を心懸けると、筋肉量が増え、筋肉が向上し、運動能力の改善につながる」「抗ヒスタミン剤を飲み続けると、より過敏な花粉症体質を自ら招いてしまう」

  • トムトム さん

    著者紹介の写真がイケてる感じになっていた。昔の白衣のマニアックな感じも好きだったなぁ

  • 鯖 さん

    面白い!すごく面白い!生理は移るというのは女子的にはある意味都市伝説であり、ある意味常識なんだけど、(私は生理中の友達から移してやるーと遠足や修学旅行前に腰をぶつけられたことがある)それはフェロモンの働きによるものであり、排卵日前に脇にあてられたパッドを嗅ぐと移るという実験がされて、1998年に論文が出ていたのであった…知らなかった。他にも粘液の塊を虫にあてて捕えるナゲナワグモの仲間はその粘液にある種の雌の蛾の疑似フェロモンを混ぜているので、獲物になるのは雄の蛾だけだとか、面白いー!!

  • ちーたん さん

    いろいろな自己啓発本や、心理学、哲学、脳科学の本を読んだけど、これを読んだら納得した。全ての存在する物(自分も)が常に生きて死んでいることを意識したい。存在しているだけですごい!連鎖しているから。

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人物・団体紹介

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福岡伸一

1959年、東京都生まれ。京都大学卒業後、ハーバード大学医学部博士研究員、京都大学助教授などを経て、青山学院大学教授・ロックフェラー大学客員教授。研究に取り組む一方、「生命とは何か」について解説した書籍や、絵画についての解説書、エッセイなどを発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載され

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