日本人が知らない最先端の「世界史」 2 覆される14の定説

福井義高

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784396616137
ISBN 10 : 4396616139
フォーマット
出版社
発行年月
2017年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
19

内容詳細

英米独仏露西の最新歴史論文を原語で読破。日本の常識は、もはや非常識。国内論争と歴史教育からは見えてこない、瞠目の真実!

目次 : 「反グローバリスト」は「極右」なのか/ 1 満州におけるソ連情報機関と日本(張作霖爆殺・ソ連犯行説を追う/ 日本を手玉にとった「ロシア愛国者」)/ 2 「スペイン内戦」の不都合な真実(「ゲルニカ神話」の虚妄/ 無差別爆撃の創始者は誰か/ 「人民戦線=善玉」説の大いなるカムフラージュ)/ 3 「憲法フェティシズム」の果て(ワイマール体制とナチスの誕生/ 合法戦術を貫いたヒトラー/ 「憲法絶対主義」が作ったヒトラー政権)/ 4 「欧州共同体」という大いなる幻想(「欧州連合」の原点/ 幻のヒトラー汎欧州構想)/ 5 「不戦条約」と日本の運命(「日本=戦争犯罪国家」論の根拠/ 「不戦条約」をめぐる列強のご都合主義/ 満州事変と国際連盟/ 国際連盟脱退は必要なかった)

【著者紹介】
福井義高訳 : 1962年8月京都生まれ。東京大学法学部卒。カーネギー・メロン大学Ph.D.、米国CFA。日本国有鉄道、東日本旅客鉄道株式会社、東北大学助教授(大学院経済学研究科)を経て、青山学院大学教授(大学院国際マネジメント研究科)。専門分野は会計制度・情報の経済分析(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 軍縮地球市民shinshin さん

    どう考えても張作霖爆殺の実行犯はソ連でしょう。関東軍も計画していたかもしれないが、鉄道脇にしかけた爆弾が、なんで列車の天井に大穴があいたのか、その説明はない。ソ連犯行説が濃厚。スペイン内乱は、フランコを一方的に悪と決めつけていたが、人民戦線派(共産主義派)も相当悪辣で、どっちもどっちではないか。戦後の世界的な左派優勢の影響で、フランコを極悪人に仕立て上げられた…というのが実情ではないのか。

  • まさにい さん

    ロシア・ソビエトの外交の仕方が分かりやすく書いてある。最近の北朝鮮の問題も、アメリカ・日本・韓国がお人よしの間抜けにならないか心配である。普通に考えたら、北朝鮮の核開発は、中国・ロシアに向けてのもののはずである(そんなことはこの本には書いてないが)。北朝鮮は国境を接している中国に脅威を感じているはずなのである。北朝鮮自体も本音は言えないから、西側、特にアメリカを対象にしているように思われるが、この脅威に対して、ロシアはうまく立ち回っているように思えてくるように感じる本でしたね。さすが、学者の本は深い。

  • hdo obata さん

    この本を読むまで、スペイン内戦についてのイメージは民主的に政権をとった人民戦線政府に反乱を起こしたフランコ将軍率いる反乱軍が独伊の支援を受け政権を奪取、その後何十年もの間スペインに圧政を敷いてきたというものだった。アインシュタイン、ピカソ、ヘミングウエイみなコミンテルンのプロパガンダに荷担したのであった.恐るべしコミンテルンの陰謀、小生もすっかり「洗脳」されていた。スペイン内戦の実態は、スペインの「国体」を破壊しようとする人民戦線に対する「自衛」の戦争であった。

  • Masami Hirata さん

    スペイン内戦の背景がよくわかった。ドイツでヒトラーが政権を取るまでの過程も上手く説明できている。20世紀の歴史はコミンテルによって操られている。 戦争という武力行為の前に、スパイ戦、情報戦という頭の戦いがある。ここで負けると武力行為においても負けてしまうことがよくわかった。

  • Hiro Shroff さん

    1の方が面白かったが、大変勉強になりました。 中国と旧ソ連、ロシアとの関係を知らずして歴史は学べません、語れません。

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