自然の音・文化の音 環境との響きあい 講座 人間と環境

福井勝義

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784812299210
ISBN 10 : 4812299217
フォーマット
出版社
発行年月
2000年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
21cm,300,4p

内容詳細

音楽が生まれる原初のかたち。本講座は、私たち一人ひとりの生き方を、地球的な視野をもって問いなおしていこうとするものです。

目次 : 序 自然の音・文化の音/ 第1部 音の認識・世界の認識(音響認識論と音世界の人類学―パプアニューギニア・ボサビの森から/ 中央ボルネオの森・カミ・表象―プナンとクニャ)/ 第2部 仲介する音・越境する音(移りゆく風景―マレーシアの熱帯雨林におけるモダニティの音楽的仲介/ 葬送儀礼と合唱における死者の音声―アフリカ熱帯雨林での事例/ コスモスの音を聞く―北西アマゾンの生活と音の森)/ 第3部 自然・音・身体(自然と文化をつなぐ声、そして身体―音響身体論へむけて/ 蜘蛛の音楽―筋肉の音響史へむけて/ 身体からほぐれてくる音)/ 総合討論 重なりあう響き

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 1959のコールマン さん

    ☆4。タイトルが表している通り、「音楽」の本ではない。人間の出す「音(声も含む)」と自然の「音(動物の出す音も含む)」の関係を研究した本だ。パプアニューギニア・ボサビの森、北西部のワヘイ、中央ボルネオの森、マレーシアの熱帯雨林、アフリカ熱帯雨林、北西アマゾン、パプアニューギニア・北西部、などの現地の人とのフィールドワークを通じて、様々な音と人間との複雑な関係を分析していく。かなり専門的で、ある程度知識がないと理解しづらい所が頻出する。ので、最後の章の討論から読む事をお勧めする。

  • 兎乃 さん

    音楽ではなく「音」。「最初の始まりの音」を求める人にはヒントになるかもしれない。

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人物・団体紹介

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福井勝義

1943年、島根県生まれ。京都大学大学院農学研究科中退。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所助手、国立民族学博物館助教授、同教授、京都大学総合人間学部教授、同大学院人間環境学研究科教授を歴任。農学博士。2008年4月26日逝去。専門は文化人類学、社会生態学。日本および東アフリカにおける焼畑、

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