一度、死んでみましたが

神足裕司

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087860290
ISBN 10 : 4087860299
フォーマット
出版社
発行年月
2013年12月
日本
追加情報
:
223p;19

内容詳細

重度くも膜下出血に倒れた、人気コラムニスト、神足裕司。
絶望的な状態から奇蹟的な回復。
神足は命と正面から向き合う日々を綴ることで、コラムニストとして再生を遂げる!
「書くことは、生きること」。涙と笑いのスーパー闘病エッセイ!


「どうしても書かなくてはならなかった。ボクには唯一、書くという機能を神さまが残してくれていた。脳のほうはさっぱりだけど、書くことができる。書くことが生きていてよいと唯一、言ってくれている気がするから、ボクは書き続ける。
これからもボクはつまらなくても、忘れても、書き続けると思う。だから、これからもずいぶん、おもしろい人生を送ることができそうだ。迷惑をかけてしまうかもしれないが、これからが楽しみだ。
書くことが、生きることなのだ。書いて、書いて、書きまくるぞ」(「あとがき」より)


2013/12/13 発売予定


「人間の生命力の不思議。家族、友人、医療とリハビリにかかわった人たちとの熱い交歓、言葉を書く喜び……。正直いって、もうだめなんじゃないかと思っていましたが、なんと自分ひとりの手で書き上げてしまいました。感動します。ぜひ、みなさん読んでください! 」
(作家・高山文彦)


「言葉はまだ、あまりうまく喋れないけど、脳みそはまんま。手が、使えるから文章かける。で、また本出してます。皆さんよろしくお願いします。」
(漫画家・西原理恵子)


「本を読みながら、ポール・マッカートニーの脳内に、『死ぬのは奴らだ、Live and Let Die』が流れた。神足裕司は二度死ぬ。カッコイイ。確かに人生は椅子取りゲームだ。しかし、それは車椅子でも参加できる。亡き父と生きるコウタリンが教えてくれた。」
(タレント・水道橋博士)


「ほんとに死んじゃうかと思ったよ!!!!! おかえり、神足さん」
(タレント、エッセイスト・小島慶子)


目次
まえがきにかえて「パパがお家に帰ってきた」 神足明子
第1章 生きているということ
第2章 リハビリの日常
第3章 過去からの呼び声
第4章 コータリさんからの手紙
第5章 広島! 自分を取り戻す場所
あとがき「書くことが、生きること」


神足裕司 こうたり・ゆうじ
1957年8月10日、広島県広島市生まれ。コラムニスト。
広島市立袋町小学校、修道中学校、修道高校を経て、慶應義塾大学法学部政治学科卒業。学生時代からライター活動を開始、1984年に発表した渡辺和博との共著『金魂巻(キンコンカン)』はベストセラーになる。その後、テレビ、ラジオ、CM、映画など、幅広い分野で活躍。
2011年9月3日、くも膜下出血に倒れ、現在、リハビリ中。本書は本格的なコラムニスト復帰への第一弾となる。



【著者紹介】
神足裕司 : 1957年8月10日、広島県広島市生まれ。コラムニスト。広島市立袋町小学校、修道中学校、修道高校を経て、慶應義塾大学法学部政治学科卒業。学生時代からライター活動を開始。その後、テレビ、ラジオ、CM、映画など、幅広い分野で活躍。2011年9月3日、くも膜下出血に倒れ、現在、リハビリ中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • パフちゃん@かのん変更 さん

    飛行機でのくも膜下出血から奇跡の生還。死の淵を見てきた。要介護度が5で介護施設を勧められたが家族が家出の介護を希望。すごいです。家族や友達仕事仲間に恵まれての奇跡の復活だと思う。まだ喋れないようだがカラオケが唄えたらしい。ふ〜ん、そういうもんなんだ。家族に意思を伝えるときはガン見して「食べたいの?」「トイレ?」とか聞かれてうなづく。なるほどね。医者の予想を超えた復活でトイレも遅れて改修。玄関先の階段を車椅子を釣り上げて運ぶフォークリフト設置。自動的に体位を変えられるエアーベッド。いろいろあるもんだな。

  • nyaoko さん

    地元のテレビやラジオ、本屋などで神足さんを見ない、聞かない日はなかった。突然倒れられ、しかも重度のくも膜下出血。このまま二度とペンを持つ事は出来ないのではと思われていたが、家族や友人、多くの人たちに支えられてリハビリを続け、自宅へ帰る迄に至る。在宅での介護を支える家族の力、高次機能障害と言う後遺症を抱え、執筆への意欲を取り戻す。あやふやな記憶で綴る動けなくなった不安と恐怖の中、必ず家族への感謝を忘れないコータリさん、彼のその優しさに惹かれて沢山の人が今と支えているんだろう

  • モモのすけ さん

    今月のオススメ本です。重度のくも膜下出血で倒れた著者の闘病エッセイ。「書くことが、生きることなのだ」。念願だった広島行きとカラオケ。その場面で僕は涙が止まらなかった。

  • これでいいのだ@ヘタレ女王 さん

    サイバラさんとウラミシュランを書いている、時々テレビに蝶ネクタイして出演していた彼が重度クモ膜下出血で体や記憶力に障害を持っていたと今回知った。ウラミシュランしか読んだ事が無いが、随分と穏やかでシンプルな文体になったなぁと感じた。現状を受け止め、周囲の人に感謝しつつ、書いている。ゆっくり回復して欲しい

  • ochatomo さん

    2011年9月3日54歳でくも膜下出血 グレード5から意識復活して要介護5で自宅へ 下の世話厭わず悩む必要ないと言う家族に囲まれ、多様な短文を綴る 読み応えあり 2013刊

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神足裕司

1957年8月10日、広島県生まれ。コラムニスト。修道高校を経て、慶應義塾大学法学部政治学科卒業。学生時代からライター活動を開始。漫画家・西原理恵子とともに92年から「週刊朝日」で連載した「恨ミシュラン」は106回つづく人気連載となった。また、テレビ、ラジオなど幅広い分野で活躍。2011年9月、くも

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