恐怖箱叫怪 竹書房文庫

神沼三平太

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784801906464
ISBN 10 : 480190646X
フォーマット
出版社
発行年月
2016年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
223p;16

内容詳細

現役大学講師が聞き集めた絶叫実話怪談。「超」曰くつきの祟り話から、土着の神に纏わる戦慄の風習まで、強烈な忌み話を22話収録。山深い集落に伝わる神招きの儀、その恐ろしき秘密とは…「ぼんだらぬし」、けして応えてはいけない呼び声、マタギが代々恐れる山の怪…「欲しがり」、忌み地に家を建ててしまった家族を襲う祟り…「わけあり」ほか、この現代で確かに起きている恐怖絵図!

【著者紹介】
神沼三平太 : 神奈川県出身。大学の非常勤講師として働く傍ら、趣味で実話怪談の蒐集を始めた。実話怪談コンテスト超‐1/2010年大会、稲川賞受賞。第8回ビーケーワン怪談大賞優秀賞受賞。2011年『恐怖箱臨怪』(竹書房文庫刊)にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 夢追人009 さん

    ベテランお笑い芸人の上沼恵美子さんではなく怪談作家・神沼三平太さんは、まあとにかく真に恐ろしい噺を書く方で、実際に数えてはいませんがこの一冊で合計何人の死者が出ているのだろうな?と呆れマジで震え慄きましたね。不気味で理不尽な祟りテーマの最恐の一編。『廃火葬場』自治体の合併により火葬場が新設され旧火葬場は閉鎖されたままで放置された。処が3ヶ月が過ぎた頃に廃火葬場から煙が出ているのが目撃される。悪戯か放火が疑われるが侵入者の気配はなく自然に立ち消えた物のその後も月に一度の割合で続き、やがて大変な事態が起きる。

  • ゆみきーにゃ さん

    《購入》シリーズ第三段(シリーズ物とは知らずに購入)初めましての作家さんでしたが面白い。もののけのお話が特にgood。作者の他の本も読んでみよう。

  • あたびー さん

    前年の本から格段に巧者になっておられると感じました!エピソードも禍々しく恐ろしいものが粒ぞろいという感じでした。家や土地に伝わる忌むべき風習しかり、禍々しいものを友人に押し付けようとする女しかり、愉しく戦慄いたしました。山に出る怪「かもな様」は標準語に直すと「かまうな様」だと思います。関わりあってはいけないものです。もしも山で遭難して「けろ(くれ)」と言うようなものが出たら、構ってはいけないのですね。よく覚えておきたいと思います。(山で遭難しない方が先ですねー😅)

  • 澤水月 さん

    前書き通りタチの悪い話多し。土俗的な話はどれも面白い。火にまつわる話続くの面白い趣向。不思議っ娘の成れの果ての悪意、「名前のない贈り物」イヤだなぁ… ひとつ、怪異体験者が即日亡くなる話は…誰が見て聞いて伝えたのかな?なのが惜しい

  • hannahhannah さん

    神沼三平太によるオカルトホラー。前作より更に大人しい内容になったかも。前半は焼身自殺をする話が多い。「千人道士」を読むと中国の治安はかなり悪そうに思えるかもしれないが、10万人あたり殺人発生率はアメリカが3.86でフランスが1.24、イギリスが0.94、ドイツが0.89、イタリアが0.87、中国が0.83となっており、欧米の有名な国よりは殺人発生率が少ない国だったりする。後半からは神仏や妖怪、もののけが登場。土着的な神とそれらが祟る話がメインとなる。ラストの「わけあり」はひたすら容赦がない強烈な話だった。

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人物・団体紹介

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神沼三平太

神奈川県茅ヶ崎市出身。大学や専門学校で非常勤講師として教鞭をとる一方で、全国津々浦々での怪異体験を幅広く蒐集する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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