ちいさなき 幼児絵本ふしぎなたねシリーズ

神沢利子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784834023992
ISBN 10 : 4834023990
フォーマット
出版社
発行年月
2009年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
24cm,24p

内容詳細

しゃがんで見つけたあかちゃんの木。おかあさんの木はどこにいるのかしら。秋になれば、おかあさんと同じ色に色づきます。大きくなあれ、小さなあかちゃんの木! 3才〜5才

【著者紹介】
神沢利子 : 1924年、福岡県に生まれる。北海道、樺太(現サハリン)で幼少期をすごす。詩、童謡、童話の創作に長年活躍し、数々の賞を受賞。東京都在住

高森登志夫 : 1947年、千葉県に生まれる。東京芸術大学油絵科卒業。タブロー画家、絵本画家として活躍中。千葉県在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • やすらぎ🍀 さん

    母なる大樹も昔々は小さな木だった。すべてはその一歩から始まり、進んだり休んだりしながら、あるとき大きな成長を遂げて、生き物の集まる大切な存在になっていく。いろんな草花の中でそっと芽生え、皆と背くらべをしていた頃が懐かしい。母の真似をしては小さな若葉を大きく広げてみせて、秋になれば共に色づき、葉を落としていく。冬にはじっと待つという。月夜のやさしさに照られて、風になびいた大樹のざわめきの下に眠る姿。いつか皆と共にこの森を守っていくのだろうと想う。ゆっくりでいい。穏やかに歩んでいれば必ず大きな木になれるから。

  • Kawai Hideki さん

    どんな大木にも、赤ちゃんの木だった時期がある。そんな赤ちゃんの木に焦点を当てた科学絵本。スミレの花と背比べをしてる小さな木。お母さんは大きなカエデの木だった。草とかくれんぼしてる小さな木。お母さんは立派なカバの木だった。テントウムシとお話ししてる小さな木。お母さんは背の高いモミの木だった。赤ちゃんの木でも、秋には、お母さんと同じくちゃんと色づく。カエデの木は真っ赤に。カバの木は黄色く。モミの木は雪でも青々と。大きくなったらリスが来て遊び、小鳥が来て歌う。楽しみだね。文章も絵も素晴らしかった。

  • のぶのぶ さん

    山の職場に勤めた頃、杉の赤ちゃんの木を見せてもらった。本当に道端をちょっと探せば、超ミニチュアの小さな木が生えていた。でも、大きく育つのは、きっと、、、。木が育つまでに、何十年とかかることを実感した。ミニチュアでも、親木と同じように葉が色づく。また、山に出掛けたら、探してみよう。今年、台風の影響でドングリを拾いにいったら、根っこが生えているドングリを多数見た。ドングリも種なんだよなあと実感。当たり前のことも実際に見ないと実感できないですね。

  • 山田太郎 さん

    図書館で娘が本選んでるの待つ間に読む。感想難しいな。そんなもんかと思いつつ読んだ。昔寝る前本読んでと頼まれていたのが懐かしい。今自分勝手にドラえもんばっかり読んでるなと。

  • ヒラP@ehon.gohon さん

    どんぐりや果実のタネ、銀杏など、庭に落とした小さな粒が目を出したとき、草花と背丈を競いながら、健気に伸びているのを発見したとき、思わず感動してしまいます。木の生命力の偉大さを痛感してしまいます。でも、繰り返し紹介される小さな木に、「私がお母さんですよ」と応えられる大木は、改めて素晴らしいと思います。 小さな命を見過ごさない眼、自分が親だという自負が無くては、出せない言葉のような気がしました。子どもは勝手に育つのだと、放任する親からは出てこない言葉なのではないでしょうか。小さな木からひとつ教わりました。

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人物・団体紹介

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神沢利子

1924年、福岡県に生まれ、北海道、樺太(サハリン)で幼少期をすごす。文化学院文学部卒業。詩、童謡、絵本、童話、長編と、児童文学の第一線で幅広く活躍。一連の「くまの子ウーフ」の童話や絵本(ポプラ社)のほか、『ちびっこカムのぼうけん』(理論社)『うさぎのモコ』(新日本出版社)『ふらいぱんじいさん』(あ

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