浮雲心霊奇譚 白蛇の理

神永学

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087711332
ISBN 10 : 4087711331
フォーマット
出版社
発行年月
2018年02月
日本
追加情報
:
296p;19

内容詳細

赤い瞳で死者の霊を見る“憑きもの落とし”の浮雲が、絵師を目指す八十八(やそはち)と共に幕末の怪異を斬る! 『心霊探偵八雲』のルーツがここに!! 好調シリーズ第4弾!

雨宿りに立ち寄った寺で白い蛇に遭遇した八十八。不意に現われた美しい女に「あるお方を捜して欲しい」と懇願され……(「白蛇の理」)
猫又を見たという男が川で遺体となって発見された。土方を通して近藤勇から猫又退治を依頼された浮雲は、妖怪は専門外と言いながらも力を貸すことに……(「猫又の理」)
神田の商家の娘が狐憑きにあった。同じ頃、廃墟となった神田の神社に幽霊が出るという話が。二つの事件の解決を頼まれた浮雲だったが……(「狐憑の理」)

色街の美女・玉藻、少年剣士・宗次郎、そして暗躍する異能の呪術師たち――個性豊かなキャラクターが魅せる3編を収録!

【著者プロフィール】
神永 学(かみなが まなぶ)
1974年山梨県生まれ。日本映画学校卒。2003年『赤い隻眼』を自費出版。同作を大幅改稿した『心霊探偵八雲 赤い瞳は知っている』で2004年プロデビュー。代表作「心霊探偵八雲」をはじめ、「天命探偵」「怪盗探偵山猫」「確率捜査官 御子柴岳人」「浮雲心霊奇譚」「殺生伝」「革命のリベリオン」などシリーズ作品を多数展開。他に『イノセントブルー 記憶の旅人』『コンダクター』がある

【著者紹介】
神永学 : 1974年山梨県生まれ。日本映画学校卒。2003年『赤い隻眼』を自費出版。同作を大幅改稿した『心霊探偵八雲 赤い瞳は知っている』で2004年プロデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • mocha さん

    猫又や狐憑きは浮雲の専門外。憑き物落としのワザよりもアクションでの活躍が目立つ巻だった。けど毎度毎度の弱っちい八十八にちょっと飽きたかも。新撰組との繋がりも藪の中。まだ引っ張るのかなー?そろそろ畳んでもいい頃合いなのでは…。

  • ゆきちん さん

    浮雲シリーズ4作目。この作家さんの作品はパターン化された様式美を楽しむものだと思うのよね。まさにこのシリーズもそう。事件は起こるんだけど安心して読める。殺人だの心霊だの妖怪だのいっても安心できるってすごいよね。もちろんいい意味だよ。ただ八雲も決着してないように、シリーズとしてどう着地するのかが気になるよね。因縁の相手だとか、今回でより距離が近くなった新撰組の土方や沖田。幕末と絡めて何かおこすのかな?幕末と心霊?うーむ、ぜひちゃんと展開してほしい。

  • みい坊 さん

    楽しみにしていた新刊。ますます気になる浮雲と狩野遊山の過去の因縁。浮雲の周辺にいる土方、近藤、宗次郎といったやがて新撰組へ繋がる人々と浮雲がこれからどんな関わりを持っていくのかとか、謎に満ちた玉藻、彼女の事ももっと知りたくてウズウズする。気になること満載で「待て!しかして期待せよ!」なんて酷ですよ、神永先生。早く続きを読ませてくださいね。今回のお気に入りは「白蛇の理」。愛する人の為に命をかけた朝霧。彼女の悲しい思いを受けて観音様が白蛇になって現れたのかと思う八十八。彼の描いた絵の優しさにホロリときました。

  • assam2005 さん

    短編3話。最後の話で本筋が少しだけ進んだ。幕末の時代のうねりの中に浮雲がいたのかと思うと、この時代の歴史を覚えるのも楽しかったかもしれません。今回の一冊の中ではフラフラと遊んだ感じの少ない浮雲。これが今後、八雲とどう結び付くのかが一番気になります。それまで八雲シリーズはお休みなのかしら…。(T-T)

  • 二分五厘 さん

    『白蛇の理』白蛇(に憑いた幽霊)に追い回される八十八。天然な(浮雲に言わせると面白い)八十八が幽霊に憑きまとわれる理由。玉藻に朝霧……八十八の貞操の危機(笑)。『猫又の理』猫又にとり憑かれた天然理心流門下生。ただ面白いから、という理由だけで他人の人生を弄ぶ男。『狐憑の理』商家の娘が狐に憑かれる理由。やがて大きなうねりと共に嵐がやってくる。  今回は浮雲専門の幽霊相手というより、生きている人間の思惑がかなり入り込んだ変化球ばかり、かな。

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神永学

1974年山梨県生まれ。日本映画学校卒業。2003年『赤い隻眼』を自費出版する。同作を大幅改稿した『心霊探偵八雲 赤い瞳は知っている』で’04年にプロ作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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