敵は海賊・海賊版 DEHUMANIZE ハヤカワ文庫JA

神林長平

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784150310080
ISBN 10 : 4150310084
フォーマット
出版社
発行年月
2010年08月
日本
追加情報
:
16cm,394p

内容詳細

ロングピース社が開発した著述支援用人工知能CAWシステムが出力する、悪名高き宇宙海賊・〓(とう)冥の物語―火星の赤い砂漠の町サベイジのバー“軍神”で、〓(とう)冥はフィラール星の女官長シャルファフィンと名乗る女の訪問を受け、火星で行方不明になったという王女の捜索を依頼されるが…王女捜索に乗り出す〓(とう)冥、それを追う宇宙海賊課のお荷物刑事ラテルとアプロがくりひろげる、記念すべきシリーズ第1長篇の新装版登場。

【著者紹介】
神林長平 : 1953年新潟県生まれ。1979年、第5回ハヤカワ・SFコンテスト佳作入選作「狐と踊れ」で作家デビュー。第1長篇『あなたの魂に安らぎあれ』以来、独自の世界観をもとに「言葉」「機械」などのテーマを重層的に絡みあわせた作品を多数発表、SFファンの圧倒的な支持を受けている。『敵は海賊・海賊版』、『グッドラック戦闘妖精・雪風』などの長短篇で、星雲賞を数多く受賞。1995年、『言壷』で第16回日本SF大賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • セウテス さん

    敵は海賊というタイトルの、敵側である海賊の視点からの物語なので、海賊版という事らしい。宇宙海賊課の刑事ラテルとアプロのシリーズで、これが第1作目となる。フィラール星の王女が行方不明となり、その捜索に悪名高き海賊とう冥が依頼される。その後を刑事二人が追いかけ、何でもありのドタバタストーリーとなる。平行世界を往き来するため、自分と向こうの世界の自分の二人が存在して込み入るので、状況が結構複雑です。刑事二人の会話に笑い転げ、さくさく進む展開は気楽で良いのだが、プロットが多重化し過ぎており理解しているか不安です。

  • つきかげ🌙 さん

    かなり昔に書かれているのに全然古さを感じない。ドッペルゲンガー的存在を本作ほど緻密に論理的に描いた作品は世界でもないんじゃないかな?

  • miroku さん

    並行世界の登場人物たちが入り乱れるスペースオペラ。いや、ファンタジーと言うべきか?ややこしい!しかも疾走感が半端じゃない!目まぐるしく目くるめく作品。

  • 怜 さん

    新井素子や高千穂遥、栗本薫を読んでいつつ、国産のSFを軽視していた自分を呪いました。すんごい面白いです!SF好きにはおなじみの要素がこれでもかこれでもかと用意され、ドタバタとシリアスがミックス。しかも並行世界が舞台で、あなたはどちらのどなたです?状態。そんなこんなで読み始めた、この「敵は海賊」のっけは伝説の海賊ヨウメイの登場でシリアスなんだけど、海賊課の刑事コンビと+1の登場でカオスにつぐカオスにつぐ、カオス!(つづき

  • 紫 さん

    ロマンスあり、騎士道精神あり、ドタバタ劇もあり。本当に盛りだくさん。そのうえ登場人物達には、それぞれドッペルゲンガーがいて、パラレルワールドになってて…文章は読みやすいんだけど混乱してしまいます。登場人物達の目指すものに対して、自分があまり感情移入できなかったせいか、ちょっと入り込めませんでした。

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神林長平

1953年新潟県生まれ。1979年、第5回ハヤカワ・SFコンテスト佳作入選作「狐と踊れ」で作家デビュー。第1長篇『あなたの魂に安らぎあれ』以来、独自の世界観をもとに「言葉」「機械」などのテーマを重層的に絡みあわせた作品を多数発表、SFファンの圧倒的な支持を受けている。『敵は海賊・海賊版』『グッドラッ

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