神戸新聞の100日 角川文庫 角川ソフィア文庫

神戸新聞社

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784043523016
ISBN 10 : 4043523017
フォーマット
出版社
発行年月
1999年12月
日本
追加情報
:
15cm,360p

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この書籍は、神戸新聞社が阪神・淡路大震災...

投稿日:2019/01/12 (土)

この書籍は、神戸新聞社が阪神・淡路大震災の発生からの100日を、新聞社のことや、新聞記者の動きなどを中心に当時の写真を交えながら紹介しています。 震災のあとのメディアの動きをここまで書いている書籍は見たことがなかったです。 また、震災から15年を機に関西テレビにてドラマ化されました。

みぎら さん | 大阪府 | 不明

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読書メーターレビュー

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  • ぴーなっつ さん

    感想を書こうにも、自分の今の気持ちを表せるいい言葉が見つからない。それ程凄かった。震災に見舞われながらも無休刊って。私はこれまで、幸い大きな災害に遭ったことはない。でも情報って必要なんだよね。それは私にも分かる。自身も被災者でありながらも取材したり写真撮ったり。そんな人達のおかげで、情報を得ることのできる人が大勢いるわけで。何でかわからないけど、胸が締め付けられた。東日本大震災でもそうだったと思うけど、被災者にカメラを向けるって私達には想像もつかない想いや葛藤があるんだろうな。

  • ユーさん さん

    阪神大震災から、ちょうど20年。何もかもが「破壊」「寸断」された状況で人々に情報を伝えるのは「新聞」。しかも地元の、住民レベルの情報は、自分達にしか出来ない、と大きな使命感を抱いて発行に至る濃密なドキュメント。20年前の凄惨なテレビ映像が思い出され、その裏側で、必死になって動いている新聞社の人達の姿が思い浮かばれます。

  • アキ さん

    あの朝、高架線路上で車両が脱線しているのを横目で見ながらも、「まだ」仕事をするつもりで広告原稿を持った私は神戸新聞会館(神戸新聞社の本社屋が入ったビル)を目指して歩いた。何も変わらない昨日までを今につなぎ止めようとの思いが、みな仕事に向かわせたのかもしれない。でもすぐに、仕事をすることで生きていることを実感できる人と、まさに「生きる」それだけの人とを、あの極限状況ははっきりと区別してしまった。

  • はむズ さん

    絶対に読んでいただきたい一冊です

  • yamakujira さん

    阪神大震災に直面した神戸新聞の苦闘をえがく。新聞発行が読者に喜ばれるにしても、上層部はもっと社員の家庭事情に配慮するべきだったのではないかと感じる。意地で休刊させないことに意義はあるのか、自己満足にすぎないのではないかと思えてしまった。20年ほどの時間を経て、東日本大震災も起こり、阪神大震災は歴史上の災害になってしまった感があるけれど、今でも心理的に、経済的に、苦しんでいる人はいるに違いない。本当の弱者を救えない国ってなんだろう。 (★★★☆☆)

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