沖縄の真実、ヤマトの欺瞞 米軍基地と日本外交の軛 神保・宮台マル激トーク・オン・デマンド

神保哲生

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784393333013
ISBN 10 : 4393333012
フォーマット
発行年月
2010年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
19cm,324p

内容詳細

普天間問題が暴いたのは、日本という国の機能不全。沖縄出身の論客をゲストに迎えて、沖縄の現状と歴史を確認し、日本の奇怪な外交政策や政治と官僚の歪んだ関係を徹底討論。大胆な提言を盛り込んだ特別対談を付す。

【著者紹介】
神保哲生 : 1961年、東京生まれ。十五歳で渡米。コロンビア大学ジャーナリズム大学院修了。AP通信など米国の報道機関の記者を経て、1993年に独立、日米のテレビ局向けのドキュメンタリー制作に携わる。現在、ビデオジャーナリスト、日本ビデオニュース(株)代表取締役、「ビデオニュース・ドットコム」編集主幹。早稲田大学大学院客員教授

宮台真司 : 1959年、仙台市生まれ。東京大学大学院博士課程修了。社会学博士。東京大学教養学部助手、東京外国語大学講師を経て、首都大学東京都市教養学部人文・社会系社会学コース教授

真喜志好一 : 1943年、沖縄県那覇市生まれ。神戸大学大学院修士課程修了。同大学工学部助手、沖縄開発庁沖縄総合事務局勤務を経て、1976年、建築事務所DAPを設立。建築家。日本建築士連合会作品展優秀賞、日本建築学会作品賞、日本建築学会作品選奨などを受賞。同時に市民運動家として、白保サンゴ礁の保全運動や辺野古の海兵隊基地建設反対運動に積極的に参加、沖縄ジュゴン訴訟の原告のひとりでもある

伊波洋一 : 1952年、沖縄県宜野湾市生まれ。1974年、琉球大学理工学部物理学科卒業後、宜野湾市役所に勤務。1996年1月に退職し、同年6月に沖縄県議会議員に初当選。2000年6月、議員二期目に当選。2003年4月に議員を辞職し、第十三代宜野湾市長に就任。2007年4月、第十四代市長に就任。「基地のない平和な沖縄」を掲げて、普天間飛行場の閉鎖・返還をめざして精力的に活動中

大田昌秀 : 1925年、沖縄県具志川村(現・久米島町)生まれ。1945年、沖縄師範学校在学中に鉄血勤皇隊に動員される。早稲田大学教育学部英文学科卒業、シラキュース大学大学院修士課程修了(ジャーナリズム修士号取得)。東京大学新聞研究所、琉球大学講師などを経て、1968年に琉球大学法学部教授に就任、法文学部長も務める。1990年より沖縄県知事を二期8年、2001年から参議院議員を一期6年務め、2007年に政界を引退。現在、大田平和総合研究所主宰。琉球大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • えんさん(연싼)@読書メーター さん

    政権交代の意味は何だったのかを沖縄の在日米軍基地問題から考えさせられる本。 本土と沖縄はどうやって問題を共有すべきなのだろう。

  • ときどきやかべ さん

    神保氏と宮台氏が沖縄の著名人のもとを訪れ、沖縄の問題を聞いて回るという本。普天間返還がいつのまにか、普天間移設にかわっており、やはり普天間と辺野古は切り離して議論を進めていかないといけないということ。沖縄、日本、アメリカの三者による認識にはズレが生じている事。政権が変わっても何も変わらないこと。復帰四十年の今年、沖縄の基地問題はどうなるのだろう。復帰記念ムードで何も変わらないと思うが。。。

  • ハンギ さん

    沖縄の主に普天間基地問題について、現地の市長、元県知事、琉球大の先生と宮台・神保コンビの討論を一冊の本にしたもの。こういう感じで色々の問題を本にしているみたいですね。宮台さんの分析には最初から期待はしていないが、沖縄の生の声が聞こえてよかった気がする。普天間基地は実は運用基準がザルで、日米両方の運用基準、法律を無視している。もっと安全対策をしないといけないのに、本来緩衝地帯となって空き地になるべき場所が、住宅、小学校、幼稚園などでひしめいているし、実際ヘリコプターの墜落事故も起きている。これには驚いた。

  • sumjin さん

    普天間基地問題は、「移設」ではなく「閉鎖」だった。アメリカでは公開され、日本では公開されない外交機密文書。日本が抑止力を理由に「思いやり予算」という賄賂で米軍を駐留させている。別名「ウィドウ・メーカー(未亡人量産機)」と呼ばれるオスプレイの危険性。外交文書や米高官の発言を踏まえながら、米軍の海外基地統廃合問題と日本政府の対応の矛盾を明らかにする。日本人全てが考えるべき基地問題。

  • 遠山太郎 さん

    とりあえず最終章。言いたいことは代わりに全部言ってもらえた。丸檄が共感的に夢を語ることにコミットメントしようと思う「自分の胃袋で消化したからこそ、自分の腸で自分が本当に必要とする栄養分を吸収することができる。..一つの問題を徹底的に自分の頭で考え、その意味を理解することは、複雑そうに見える世の中が、実はそれほど複雑ではないことを知る唯一の方法かもしれないのだ。..むしろ一見相互には何の関連性もないかに見える多種多様なできごとの背後にある共通の問題が何なのかにずっと見えるようになった気がする。」(1

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