菜の花食堂のささやかな事件簿 木曜日のカフェタイム だいわ文庫

碧野圭

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784479320364
ISBN 10 : 4479320369
フォーマット
出版社
発行年月
2022年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
碧野圭 ,  
追加情報
:
256p;15

内容詳細

「あの、ランチが終わったら、ちょっと話を聞いてもらってもいいですか?」おいしくて新鮮な野菜たっぷりの料理が評判の菜の花食堂は、“地元の逸品”に選ばれた瓶詰や予約制のディナーも評判の人気店。オーナーの靖子先生は今日もとびきりの料理を作りながら、誰かが抱えた秘密を見抜いて心配ごとでいっぱいの気持ちを癒してくれる―。食べ物屋さんのご主人がお弁当を買いに来るのはなぜ?頻発する空き巣事件に目撃者がいない理由は?小さな食堂の料理教室を舞台に『書店ガール』の著者が描き出す、やさしくてほろ苦い大人気日常ミステリー、第五弾!

【著者紹介】
碧野圭 : 愛知県生まれ。東京学芸大学教育学部卒業。フリーライター、出版社勤務を経て、2006年『辞めない理由』で作家としてデビュー。地域の食文化への興味から、江戸東京野菜コンシェルジュの資格を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • おしゃべりメガネ さん

    【食】をテーマにゆったりとした食堂を舞台に繰り広げられるほんわかミステリー第5弾です。実は4作目は未読のまま、本作を読んでしまいましたが、おそらく問題はないと思われます。食堂のメインシェフ「靖子」先生とその助手「優希」が日常に何気なくひそむ、ちょっと不思議な出来事をホームズ&ワトソン並のコンビネーションで解決へと導きます。そんな流れのなかでも、しっかりと食のコトも書かれているので、飽きるコトなくスラスラと読んでいけます。改めて『食』は生活において、とても大切なコトなんだなぁと感じずにはいられませんでした。

  • ゆみねこ さん

    菜の花食堂シリーズ第5弾。相変わらず靖子先生の推理は冴えている。木曜日のカフェタイムに現れる怪しい男性客、近所で頻発する空き巣事件、婚活女性の愛犬行方不明事件。優希は相変わらず天然だけど、それにしても川島さんとのやり取りはいつの時代の恋愛?まあ次が出たらまた読むと思うけど。

  • ひさか さん

    大和書房webに2022年1月15日〜3月30日かけて6回連載されたこころを繋ぐお弁当、木曜日のカフェタイム、キャラ弁と地味弁、に加筆修正し、書き下ろしのインゲンは食べられない、大根は試さないを加えて2022年2月だいわ文庫刊。薔薇の花言葉はまぁよいとして、その本数にまでこだわるのは花産業の宣伝戦略の片棒かつぎで盛り過ぎ、マニアックですよ(大根は試さない)。面白いけど(笑)。無理も多いが、楽しい話が多くて面白いです。

  • hiro さん

    この菜の花食堂シリーズの第五弾は、偶然“木曜日”つながりとなる青山美智子さんの『いつもの木曜日』に続いて読了した。そのため普段は考えたこともない木曜日という日がどんな日なのだろうかと考えてしまった。前作のジャムに対する理不尽なクレームの『裏切のジャム』ほどインパクトがある作品はなかったが、もちろん今回も靖子先生の勘が冴える安定のハートフルなミステリの短編集だ。前作と同く最後になって優希の恋の話に進展があったが、そのおかげでこのシリーズは続くと確信したので、二人の仲の更なる進展を楽しみに第六弾を待ちます。

  • 真理そら さん

    なんとなくお弁当編的な巻。奏太クンの父もひどいが母もなかなかな発想で驚いた。奏太クンがまっすぐに育ったのは奇跡かも。夏大根は苦くなることがあるのね、苦みをまずく感じないように優希ちゃんは頑張ったけれど、川島君の告白は難しすぎて理解できる女の子の方が少ないかもしれない気がするのに…こんなことではこの先、鈍い上に自己評価の低い優希ちゃん相手に大丈夫だろうかと心配になる。

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碧野圭

愛知県生まれ。東京学芸大学教育学部卒業。フリーライター、出版社勤務を経て、2006年『辞めない理由』で作家デビュー。大人気シリーズ作品「書店ガール」は2014年度の静岡書店大賞「映像化したい文庫部門」を受賞し、翌年「戦う!書店ガール」としてテレビドラマ化され、2016年度吉川英治文庫賞にもノミネート

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