窓辺のこと

石田千

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784896293722
ISBN 10 : 489629372X
フォーマット
出版社
発行年月
2019年12月
日本
追加情報
:
267p;19

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • minami さん

    静かに心に沁み入るエッセイ。センテンスが短くて石田さんの気持ちがするりと伝わってくる。同い年という事もあって時代背景も共感出来て、何よりその年齢の心意気 みたいなものも感じて頷きながらの読書でした。お一人での暮らしの自由さに羨ましく思ったり、毎食を楽しみに大事にされているところに好感増したり。日々の美味しそうな料理にも堅実さがあって、でもお酒も好きで、偏りすぎない風通しの良さそうな感じも文章から感じた。近頃、わさわさ生きてる私の心の清涼剤となって、そして自分の人生をちょっと振り返るきっかけにもなりました。

  • Kei さん

    初読み。みなさまのレビューにもあるように、佇まいが美しく、文章にあらわされる暮らしのテンポが心地よい。なんてなく、とりとめもないが、ひさびさに随筆に触れた感じがします。色々、著作、読んでみます。

  • 吾亦紅 さん

    石田千さんが50歳になる令和元年の一年間に書かれた随筆集。彼女の暮らしぶりが、『月と菓子パン』を書かれた15年ほど前とほとんど変わっていないことに驚く。ていうか、あの頃千さんは35歳くらいだったのか、と。文章はより簡潔に、リズムも整い、これぞ石田千の文章といった節(ふし)を感じる。競馬で擦ったときの文章、「じゃらじゃらじゃら。賭けたお札は、小銭になって、もどってきた。」に思わず笑う。この年に亡くなられたお父様への思慕もここかしこに綴られている。

  • はこ さん

    図書館予約本の中で一番楽しみにしていた石田千さんの、エッセイ。旅、美味しいもの、なんでもない日々、心に染み渡るエッセイでした。お父様を亡くされ、そこここにお父様の影が。淡々と綴られていることがかえって涙を誘うような気がする。おそらくまた必ず読みたくなるであろうエッセイでした。

  • sasa-kuma さん

    今までに読んだ石田千さんの本のなかで1番好きです。変な違和感がなくなりました。語る内容に石田さんの年齢が追い付いてきたのかな。ベランダのミントで作るモヒートが破壊的なまでに美味しそう。ペパーミントとスペアミントを植えているはずだけど、20年たち、どちらがどちらかわからない、というゆるい感じもいいなと思う。あとは須賀敦子とペソア。これは読まなくては。ポルトガル行ってみたいな。

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人物・団体紹介

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石田千

福島県生まれ、東京都育ち。2001年、「大踏切書店のこと」で第1回古本小説大賞を受賞。「あめりかむら」、「きなりの雲」、「家へ」の各作品で、芥川賞候補。16年、『家へ』(講談社)にて第3回鉄犬ヘテロトピア文学賞受賞。16年より東海大学文学部文芸創作学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載さ

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