「白い恋人」 奇跡の復活物語

石水創

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784800264770
ISBN 10 : 4800264774
フォーマット
出版社
発行年月
2017年04月
日本
追加情報
:
223p;19

内容詳細

北海道のお土産として不動の人気を誇る「白い恋人」。現在、その製造枚数は1日に83万枚。年間の売上は約130億円となっています。しかし、その道は決して順風満帆なものではありませんでした。2007年8月、「白い恋人」の賞味期限改ざんが発覚。商品は全品回収、製造・販売の停止に追い込まれ、「白い恋人」の発売を開始した1976年以降、初の赤字に転落しました。当時の社長は引責辞任。失墜したブランドイメージを回復させるため、全社を挙げての取り組みを開始しました。結果、売上はV字回復。2016年には売上高が4期連続で過去最高を更新しています。2007年、現場では一体何が起こっていたのか――。ブランドイメージの復活をかけた取り組みとは何だったのか――。なぜ、海外からの旅行客は「白い恋人」を選ぶのか――。今後の販売戦略とは――。「白い恋人」メーカー、石屋製菓株式会社の石水創代表取締役自らが、余すところなく語ります。

【著者紹介】
石水創 : 石屋製菓(株)、石屋商事(株)代表取締役社長。1982年、札幌市生まれ。2004年に東洋大学法学部経営法学科を卒業後、石屋製菓(株)に入社。1年間イギリス、スイスへ留学し、語学・製菓技術を学ぶ。その後、2013年に小樽商科大学大学院(商学研究科アントレプレナーシップ専攻)修了。同年8月、石屋製菓(株)、石屋商事(株)代表取締役社長に就任。理念は「しあわせをつくるお菓子」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Willie the Wildcat さん

    社会、企業、そして人など、環境変化への対応の好例。築き上げた信用と真摯な対応、これに尽きる気がする。故の北洋銀行や森永製菓の”自発的”支援であり、販売再開時の道民の温かみである。不変の常道に”奇跡”はない。但し、高向氏と島田氏の存在なしに、”奇跡”は語れないと感じる。「不変と要変化」の見極めと実践がカギ。著者の真摯な自戒と、前向きな言動にも好感。私も実感する『白い恋人』の海外での人気。日本の誇れる息長い製品となることを期待。蛇足ですが、やはり『白い恋人』の名前の謂れは興味深かったです。

  • ぶんこ さん

    「白い恋人」を食べたことがなく、興味もなかったので賞味期限騒動も知りませんでした。ただ東京に住んでいると北海道物産展が開かれるたびに北海道在住の知人がやってくるので、ある意味北海道というネームバリュー、お得感を感じています。道内でしか買えないからこその存在感は確かにあるでしょう。銀座に進出する話の中で、銀座に対する特別感には違和感を持ちました。東京人の私には銀座が特別とは思えません。著者が同族経営での若き経営者というのにも違和感。また不祥事発覚騒動話で、度々他企業名を連呼はマナー違反と感じました。

  • くまこ さん

    「白い恋人」の石屋製菓現社長が、賞味期限偽装等の不祥事から復活の現在までを書いた本。色々な人の支えや努力の結果で、今があるのですね。北海道を愛する気持ちも伝わってきます。これからも美味しい「白い恋人」を作って欲しいです。

  • ゆうゆう さん

    北海道を代表する銘菓、お土産定番の白い恋人。2007年に数々の企業で発覚した食品偽装事件。そんなこともあったなぁ、ぐらいにしか思い出せない。その後の企業再生ものと読むと、コンプライアンス教育、社内研修、社内風土醸成。個別包装への製造年月日の印字、森永製菓と日本食品衛生協会の協力、北海道産の小麦への「麦チェン」、白い恋人パーク。流行に左右されない、昔ながらを守り抜く伝統のステータスのお菓子を目指す。不祥事には違いないが、社外との繋がりや切磋琢磨できる研修体制を構築できた功績でもあった。まとめると食べたい!

  • スプリント さん

    一族経営で不祥事を起こし、銀行から出向した社長に経営再建を仰いだところまではよくある企業再建物語ですが、再建後、再び創業者一族に社長を託す必要性が感じられませんでした。

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石水創

石屋製菓(株)、石屋商事(株)代表取締役社長。1982年、札幌市生まれ。2004年に東洋大学法学部経営法学科を卒業後、石屋製菓(株)に入社。1年間イギリス、スイスへ留学し、語学・製菓技術を学ぶ。その後、2013年に小樽商科大学大学院(商学研究科アントレプレナーシップ専攻)修了。同年8月、石屋製菓(株

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