多元化する地域統合 グローバル関係学

石戸光

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784000270564
ISBN 10 : 4000270567
フォーマット
出版社
発行年月
2021年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
292p;19

内容詳細

自国中心主義や反EUポピュリズムの台頭、ブレグジット、南シナ海紛争、いわゆるロヒンギャ問題など、地域統合の「つまずき」ともいえる現象が起きている。第3巻では、国家主体間の対立と協調に焦点をあてる既存研究に対し、「マクロ的主体(国家を超えた政治経済的な地域統合の機運や枠組み)」・「メソ的主体(国家)」・「ミクロ的主体(産業団体や民族集団、企業、政治家など)」といった階層の異なる主体間の相互作用が、地域のダイナミクスを決めるという視点から、地域統合の深化と停滞を論じる。

目次 : 地域統合におけるマクロ的主体・メソ的主体・ミクロ的主体/ 1 貿易・資源・企業(地域経済統合が重層化する理由―アジア太平洋地域から考える/ 日中韓経済連携の可能性/ 国際化する偽造品貿易―地域統合を扇動する国際貿易/ 企業の異質性と地域統合についての実態分析―日本の海外進出企業を中心に/ 新たな政治経済エネルギー移行における炭素資源の役割)/ 2 地域統合と国家(アフリカ地域主義の世界―五本のスレッドを読み解く/ だれが中東地域を「統合」しうるのか―中東地域における主体の多義性/ 「主権国家」の合理性と政治統合―ASEANと南シナ海問題/ ASEANの縮図としての多民族国家ミャンマーの統合と開発/ ブレグジット時代のヨーロッパ地域統合―「中心」と「周辺」の関係性から)/ 3 関係理論から見た統合と分裂(ポジティブ公共システム理論と地域統合―日本内外の関係論的な多層的・多次元的分析/ なにが統合と分断を促すのか―地域統合のテキスト解析)

【著者紹介】
石戸光 : 1969年生。千葉大学大学院教授。国際経済論

鈴木絢女 : 1977年生。同志社大学教授。東南アジア政治(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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