漢詩鑑賞事典 講談社学術文庫

石川忠久

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062919401
ISBN 10 : 4062919400
フォーマット
出版社
発行年月
2009年03月
日本
追加情報
:
15cm,892p

商品説明

滔々たる漢詩の大河を便利で読みやすい1冊に
必携! 名詩を味わう事典

3000年前、『詩経』という一筋の川となり、大地を鳥鳴き花咲く沃野と変え、唐に至って滔々たる大河となった「漢詩」。日本文化の礎ともなった漢詩の汲めども尽きぬ魅力をどのように味わい、楽しむか。漢の高祖から現代の魯迅まで、中国の名詩250編に現代語訳・語釈・解説を施し、日本人の漢詩24編、「漢詩入門」も収録する画期的漢詩事典。

◆中国の名詩(250編)
高祖・項羽・武帝・王粲・曹植・阮籍・陶潜・謝霊運・王勃・沈せん期・陳子ミ・張説・孟浩然・王昌齢・王維・李白・高適・杜甫・岑参・常建・韋応物・韓愈・柳宗元・劉禹錫・白居易・元しん・賈島・杜牧・李商隠・王安石・蘇軾・黄庭堅・陸游・朱熹・高啓・魯迅ほか88詩人
『詩経』『文選』『楽府詩集』
◆日本の漢詩(21人24編)
菅原道真・絶海中津・新井白石・良寛・頼山陽・広瀬淡窓・藤井竹外・夏目漱石・永井荷風ほか
◆漢詩入門
◆詩書解題
◆中国文学史年表
◆作品索引・詩形別索引・人物索引・主要成句索引

内容詳細

三千年前、『詩経』という一筋の川となり、大地を鳥鳴き花咲く沃野と変え、唐に至って滔々たる大河となった「漢詩」。日本文化の礎ともなった漢詩の汲めども尽きぬ魅力をどのように味わい、楽しむか。漢の高祖から現代の魯迅まで、中国の名詩二百五十編に現代語訳・語釈・解説を施し、日本人の漢詩二十四編、「漢詩入門」も収録する画期的漢詩事典。

【著者紹介】
石川忠久 : 1932年生まれ。東京大学文学部中国文学科卒業。同大学院修了。桜美林大学教授、二松学舎大学教授・同学長を経て、顧問・名誉教授。(財)斯文会理事長、全国漢文教育学会会長、全日本漢詩連盟会長等も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ge_ha さん

    いやー、長かった。 漢詩入門者にはオススメの本だと思う。 作者の紹介あり、訳文あり、語釈あり、鑑賞あり、で読んでればその詩のことが漢詩知識が無い僕でも分かった気になる。 有名な句が出てくると、「国破れて山河有り、きたー!」とか「少年老い易く学成り難し、きたー!」とか、テンション上がってました。 お気に入りの詩人は陶潜です。なんて事が言えるくらいには漢詩が鑑賞できました。 なぜ学生時代に今のように興味がもてなかったのか。

  • ああああ さん

    繰り返し読んでいるが記録のために一区切りして登録。平仄などの漢詩のルールに関しての説明などもあり、分からない私にも分かりやすく、かつ丁寧な解説を読んでいるだけでも面白い。当時の音とは違うだろうが、どの詩も声に出して読んでみたくなる。今日はあたたかくてすっかり春っぽくなってきたので就寝前に薛濤の海棠渓の詩の解説を見てから寝ることにする。

  • あっきー さん

    ✴5 「ビジネスマンが泣いた「唐詩」」と次にこの本を読んで漢詩が好きになった、本文、訓読、口語訳が並んでいて較べながら読める、有名どころが網羅されている、解説も易しいのが良いところだ、5年前から読み初めてやっと読み終えたのだが、寝床で2つか3つ読んでいると胸がじんわり感動してきて漢字の国で子供の頃に漢字を頑張って勉強しといて良かったなあと思いながら安眠できます

  • 4じゅうから さん

    お値段が張るので買うのに怯んでいましたが、いい、とってもいい! いつも傍らに置いておきたい。

  • 預かりマウス さん

    随分前に買ってから、何度も通読を試みては挫折してきたが、この度読了。詩歌の類は一度読んだだけでは教養にならないので、これも何度も読み返す必要あり。同じ講談社学術文庫の和漢朗詠集よりも解説が丁寧で詳しいので、読み直すのも一苦労だろうが。一読目では司馬光の初夏の詩が殊に印象的だった。漢詩でヒマワリの花、そして作者が保守派の司馬光という意外性があって、心を打たれた。

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人物・団体紹介

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石川忠久

1932年東京都生まれ。東京大学文学部中国文学科卒業。同大学院修了。文学博士。現在、二松学舎大学顧問。二松学舎大学名誉教授。桜美林大学名誉教授。(公財)斯文会元理事長、全国漢文教育学会顧問、全日本漢詩連盟会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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