悲しき玩具 ハルキ文庫

石川啄木

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784758435420
ISBN 10 : 4758435421
フォーマット
出版社
発行年月
2011年04月
日本
追加情報
:
16cm,106p

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • momogaga さん

    いくつかの歌は知っていましたが、まとめて読むのは初めてでした。最初に、巻末の枡野浩一さんのエッセイ(解説)を読みました。お陰で、普段なら挫折をしてしまうはずが、完読することが出来ました。読むきっかけは、著者の石川啄木のふるさと岩手県を旅したこと。旅×読書。良い出会いが出来ました。

  • kaizen@名古屋de朝活読書会 さん

    #石川啄木 #短歌 しっとりと 酒のかをりにひたりたる 脳の重みを感じて帰る。 #返歌 ゆっくりとバーボン氷落とし飲む腸の重みを感じて帰る

  • みも さん

    「一握の砂」がコンセプトアルバムだとすれば、本歌集は寄せ集めアルバムと言えそうだ。日常の些事を拾い集めて歌にしているが、特段に目を引く歌は無い。全体に沈鬱な雰囲気が漂い、かつての季節への抒情も見い出せない。衰退してゆく心と体への嘆きと無力感が、読んでいる僕を暗澹たる思いにさせる。当然だろう…生まれたばかりの長男真一を亡くし、自分は病に侵され手術を余儀なくされているのだから、希望の歌など創れる筈がない。ただただ悲しい。

  • 蒐 さん

    昔、学校で習った短歌の中ではやはり石川啄木が一番分かりやすく、今でも心に残ってる歌が多い。若くして亡くなったこともあり、病魔や貧しさに苦しんだ作家というイメージがあったが、作品集としてまとめて読むと、死への苦しみよりもどちらかと言えば生のぬくもりのほうが強く感じられた気がする。苦しくて悩むこともあれば、ちょっとした日常の喜びに心躍る日もある。短い生涯だったからこそ、人生において誰もが共感できるような普遍的な感覚をこんなにも朗々と詠うできたのかな、なんて考えると、啄木という人間が愛しくもあり、悲しくもあり。

  • ちー坊 さん

    教科書によく載っている石川啄木の詩に興味を持ち読了。思っていたよりも読みやすく、どこか哀愁じみたものを感じました。彼自身のほの暗い気持ちや儚き夢を思う気持ちがじんわりと心に沁みました。石川啄木といえばダメ男として有名ですがダメ男ならではの魅力というべきか今でも多くの人に愛される理由が少しわかるような気がしました。

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