基本情報
内容詳細
東アジアにおいて、漢字は単なる記号ではなかった。文明圏をかたちづくる中核として、日本では平仮名を、朝鮮ではハングルを、越南ではチューノムを生み出し、歴史を大きく動かしてきた。渤海の独立、沖縄の結縄、アイヌ社会の形成にも影響をあたえた漢字は、私たちの精神に何をもたらしたのか?鬼才の書家が、漢字文化の研究をもとに、より広い文明的な視野から東アジア2000年の歴史を読み解く。
目次 : 漢字文明圏とは何か/ 文字と国家の誕生―中国史1/ 分節時代から再統一へ―中国史2/ 深化から解放へ―中国史3/ 立ち上がる朝鮮半島―朝鮮史1/ ハングルと朝鮮文化―朝鮮史2/ 漢字文明圏の北限―渤海・大陸東北史/ 漢字文明圏の南限―越南史/ 琉球から沖縄へ―琉球史1/ ヤポネシアの空間―琉球史2/ 無文字社会から問う―アイヌ史/ 東アジア漢字文明圏の射程
【著者紹介】
石川九楊 : 1945年、福井県越前市生まれ。京都大学法学部卒業。書家、批評家。主な著書に、『書の終焉』(同朋舎出版、サントリー学芸賞受賞)、『日本書史』(名古屋大学出版会、毎日出版文化賞受賞)、『近代書史』(名古屋大学出版会、大佛次郎賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ユーザーレビュー
読書メーターレビュー
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
まーくん さん
読了日:2018/09/10
なべさん さん
読了日:2019/04/28
ゆんろん さん
読了日:2019/02/05
イーグルボーイ さん
読了日:2018/09/17
ソーニャ さん
読了日:2018/08/29
(外部サイト)に移動します
人物・団体紹介
石川九楊
1945年福井県生まれ。京都大学法学部卒業。京都精華大学教授、文字文明研究所所長を経て、同大名誉教授。1990年発刊の『書の終焉 近代書史論』(同朋舎出版)でサントリー学芸賞を受賞。2002年『日本書史』(名古屋大学出版会)で毎日出版文化賞、2009年『近代書史』(名古屋大学出版会)で大佛次郎賞を受
文芸 に関連する商品情報
-
K-POPアイドルたちの努力と苦悩を綴った豪華インタビュー集『それでも... J-HOPE、HOSHI、LEO、チョンハ、イ・チェヨン などK-POP界で今まさに大活躍をしているアイドルたちの努... |6日前
-
完全版Testosteroneバイブル『365日、絶好調で超ハッピーに... 毎日365日、身近なところに置いて読み続けるだけで、自然とTestosterone哲学が染み込んでいく!10周年メモ... |2024年04月18日 (木) 15:00
-
50年の時を経て文庫化『百年の孤独 新潮文庫』6月26日発売 100年の傑作が50年の時を経て文庫化。6月26日発売決定。世界46言語に翻訳され、5000万部を売り上げている世界... |2024年04月17日 (水) 00:00
おすすめの商品
商品情報の修正
ログインのうえ、お気づきの点を入力フォームにご記入頂けますと幸いです。確認のうえ情報修正いたします。
このページの商品情報に・・・