新潮ことばの扉 教科書で出会った名詩一〇〇 新潮文庫

石原千秋

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784101274515
ISBN 10 : 4101274517
フォーマット
出版社
発行年月
2014年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
新潮社 ,  
追加情報
:
240p;16

内容詳細

教室で、街角で、テレビで。私たちの心に確かに刻まれ、いつしか忘れてしまった美しい日本語の響きが、小さな文庫本という扉を開いた途端、次々に溢れ出します。一九五〇年代から二〇一〇年代の各世代が愛した名詩を精選し、一冊にした新潮文庫百年記念アンソロジー。

目次 : 1 人間の不思議に触れる詩(こだまでせうか(金子みすゞ)/ 雪(三好達治) ほか)/ 2 自然の美しさを感じる詩(山林に自由存す(国木田独歩)/ 荒城の月(土井晩翠) ほか)/ 3 苦しみを乗り越える詩(椰子の実(島崎藤村)/ 小景異情(その二)(室生犀星) ほか)/ 4 ことばの響きを味わう詩(落葉(ヴェルレエヌ/上田敏訳)/ 漂泊(伊良子清白) ほか)/ 5 心が浮き立つ詩(春のうた(草野心平)/ 一日のはじめに於て(山村暮鳥) ほか)

【著者紹介】
石原千秋 : 1955(昭和30)年生れ。成城大学大学院文学研究科国文学専攻博士課程中退。早稲田大学教育学部教授。日本近代文学専攻。現代思想を武器に文学テキストを分析、時代状況ともリンクさせた“読み”を提出し注目される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • やすらぎ🍀 さん

    恋は流れゆく。橋を渡ると日が暮れる。2人の影は重なりあい、手と手を繋ぎ、顔と顔は向き合う。鳥のように歌い、花のように笑う。悩みのあとには楽しみが来ると知る。…月日は流れゆく。美しい夕焼けも沈みゆく。あの時と同じように。果てしなく広がる流れは緩やかに、静かな水面が続くことを願う。しあわせは何処にあるの。他人の辛さを自分のことのように感じると、心から涙がこぼれる。一人では生きていけないから人のために生きる。みんなちがって、みんないいけれど、互いの尊重を忘れないで。綴られた詩のように、美しさ切なさを探してゆく。

  • しいたけ さん

    ちょっとずつ読みました。旧知の詩に出会うと嬉しくなり、初めましての感動に出会っても嬉しくなり、詩は構えて頭で読まなくていいのがいいです。何かひとつ暗唱したいなあと思い、すぐ手に取れるところにこの本を置いておくことにします。

  • KAZOO さん

    私は今日本の詩歌という全集を読んでいますが、この文庫は最近出版されたもので、教科書に掲載されている詩ばかりを100集めたものです。これだとほとんどが理解できてしかも有名なものばかりなので、手元あるいは枕元において何度も読むことができそうです。私的にはいいものを出版してくれたと感じています。

  • kinkin さん

    いろいろな名詩が文庫本一冊に収められている。好きな詩もたくさん載っている。それはそれでいいのだけれど、名詩をコースバイキングのようにザッと並べられてもという気持ちのほうが大きい。そう、紅白歌合戦みたい。詩は行間を読むというけれど、詩と詩のインターバルも大事ではないかな。

  • 汐 さん

    冬休みの課題本。初めて読む詩もあれば、何処かで読んだことがある、聞いたことがある、と思う詩もありました。こうしてみると、教科書には沢山の良い詩が詰まっているのだなと思います。はじめ読んだ時は理解し難い詩でも、どういう意味でどう解釈するかを考えることが面白かったです。個人的には、黒田三郎さんの「夕方の三十分」がお気に入りです。わからない楽しさを知り、もっと詩を深く見つめてみたいです。

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石原千秋

1955(昭和30)年生まれ。成城大学大学院文学研究科国文学専攻博士課程中退。早稲田大学教育学部教授。専攻は日本近代文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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