新潮ことばの扉 教科書で出会った古文・漢文一〇〇 新潮文庫

石原千秋

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784101274539
ISBN 10 : 4101274533
フォーマット
出版社
発行年月
2017年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
432p;16

内容詳細

誰しも一度は読んだことがある珠玉の名文や名句。古来、読み継がれてきた言葉の宝庫から、その真髄を精選しました。日本語の言霊がやどる古典文学から、口ずさみたくなる漢詩、老荘、史記などの代表的漢籍まで、言葉と感性と叡智の頂点を楽しむ一冊です。

目次 : 古文編(古事記(稗田阿礼誦習/太安万侶撰録)/ 万葉集(編者不詳)/ 竹取物語(作者不詳)/ 伊勢物語(作者不詳)/ 古今和歌集(作者不詳) ほか)/ 漢文編(飲酒 其五(陶淵明)/ 登幽州臺歌(陳子昂)/ 送元二使安西(王維)/ 涼州詞(王翰)/ 春曉(孟浩然) ほか)

【著者紹介】
石原千秋 : 1955(昭和30)年生れ。成城大学大学院文学研究科国文学専攻博士課程中退。早稲田大学教育学部教授。日本近代文学専攻。現代思想を武器に文学テキストを分析、時代状況ともリンクさせた“読み”を提出し注目される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 藤月はな(灯れ松明の火) さん

    朧げだが未だに覚えている「竹取物語」や「枕草子」、「源氏物語」などの序文とまた出会えて嬉しい。でも題名は微妙かな・・・。「吾妻鏡」や「永代蔵」なんて私の時の教科書にも出た覚えはないし、引用される文章の選出も「え、そっちを選ぶの!?」なものばかり。孔子に至っては「少年老いやすく、学成り難し」でもないし・・・。でも漢文は韻律が美しく、朗読したくなるものばかりでウットリとします。お陰で「荘子」が読みたくなりました。そして何度、読んでも『平家物語』の熊谷次郎直実と平敦盛との邂逅の場面は妙な色気があるよね・・・。

  • 壱萬弐仟縁 さん

    正月2日購入した。それで、原文にはルビがあるため、全て音読する覚悟で、日本人として古人とのこころの交流を図った。実に、和歌の抑揚は素晴らしい。自分は下手な読み手であるが、生徒の頃は古文が苦手であった。最初から音読を継続していったなら、嫌いでなかったのかもしれない。その意味で、音楽の時間に古文を読んでいくという教科横断授業が必要に思える。音楽の先生ならどんなふうに古文のリズムを表現するか? と思えるので。

  • belle さん

    この一年、古文・漢文を音読したり、暗唱したりすることが、特に多くなった。そう〜教科書で出会った〜作品たちだ。とりわけ漢詩の訓読はリズムに乗って歌っているような気分になる。また源氏物語や方丈記などの有名な冒頭部分を読むと、十代の自分と今が変わらずつながっている。当然だけれど不思議な気もする。更級日記では憧れの源氏物語を手にする前後が引用されているが、高校生の時に出会ってから、少女の夢中の様がとても好きだ。振り返ると学び舎で過ごす時間は短いと痛感。それでもその頃が今も大きい。

  • Colour25 さん

    「最後に古文・漢文に触れたのはいつですか?」と問われると、ほとんどの人は高校生が最後と答えるだろう。 学生の時に授業で古文・漢文を習う理由まで深く考えなかったが、本作を読み直してみて故人の思想や考え方から今をどう生きるか、判断するための道しるべとなってくれる。 本作にはみんなが知っているものから、初めてお目にかかるものまで珠玉の言葉が凝縮されている。 文と知と感性を磨きませんか?

  • あま さん

    漢文一部のみ

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石原千秋

1955(昭和30)年生まれ。成城大学大学院文学研究科国文学専攻博士課程中退。早稲田大学教育学部教授。専攻は日本近代文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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