リアルフェイス 実業之日本社文庫

知念実希人

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784408554204
ISBN 10 : 4408554200
フォーマット
出版社
発行年月
2018年06月
日本
追加情報
:
362p;16

内容詳細

美を創り出す芸術家のように、依頼者の顔を変える天才美容外科医・柊貴之。金さえ積めばどんな要望にも応える彼のもとに、奇妙な依頼が舞い込む。いまの妻の顔を前妻の顔に変えろ、ある男を別人にしてほしいなど。さらに、整形美女連続殺人事件の謎が…。予測不能の一気読み医療サスペンス×ミステリー!

【著者紹介】
知念実希人 : 1978年、沖縄県生まれ。東京慈恵会医科大学卒、日本内科学会認定医。2011年、第4回島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を『レゾン・デートル』で受賞。12年、同作を改題、『誰がための刃』で作家デビュー。「天久鷹央」シリーズが人気を博し、15年『仮面病棟』が啓文堂文庫大賞を受賞、ベストセラーに。『崩れる脳を抱きしめて』は全国の書店で人気を集め、2018年本屋大賞ノミネート作に選出、第8回広島本大賞、第4回沖縄書店大賞、第1回一気読み大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • しんごろ さん

    天才美容外科医・柊貴之の立振舞に腹立つんだけど、どこか憎めないね。寄りそう早苗が信頼しきっているのも微笑ましいし、明日香の貴之に対する正確なツッコミのやりとり、病院内は、なんだかんだチームワークのとれたスタッフですね。天才、美の追求を中心とした話が進むうちに、こうではないかと予測がついて、やっぱりね!とは思いますが、そこまでの過程の伏線を拾いつつ進み、自分の予測と予想の答えあわせをしている気持ち。その答えあわせが心地よく面白かったですね。最後の病院でのシーンの一言が、グッときて涙がこぼれました。

  • ウッディ さん

    金を積めばどんな顔にも変えることができる天才形成外科医・柊貴之。神業のような施術で依頼者に幸せをもたらす彼には秘密の過去があった。麻酔科医の明日香と美人看護師の早苗とのやりとりはコミカルで、微笑ましい。自惚れが強く、強欲な柊の意外な優しさなど面白かったが、後半のミステリーは予想できる展開で、少し陳腐な感じがした。知念さんの小説はミステリー抜きでも十分読み応えがあるのに、少し残念でした。とは言え、後ろ暗い印象を持っていた美容整形の見方が変わるエピソードが沢山あった前半は面白かったです。

  • bunmei さん

    今回は美容整形病院が舞台。読者の裏の裏をかいたトリックに、最後は一気読み間違い無し。これまでの知念氏の作品と違うのは、医療現場そのものの描写よりも、ミステリーとしての要素が色濃く、題名通り『リアル・フェイス』を推理していく面白さがあります。自らを美の追究者と主張する天才外科医・柊貴之。法外な手術料を請求し、モラルに反する手術を完璧なまでにやり遂げます。しかし、手術の面談を通して、柊が依頼者の閉ざされた心を開いていく確かな言葉を投げかけます。そこに連続殺人事件の犯人の素顔を巡り、ミステリーへと導きます。

  • 三代目 びあだいまおう さん

    奇跡的な技術を持ち、患者の大きな苦しみを喜びに変え人生のリセットをも遂げる天才美容形成外科医、柊と彼を支える美人ナースの話。じゃな〜〜い‼️この医者多額の金を要求するが仕事は完璧、まるでBJ 。背後には4年前の凄惨な連続殺人事件が見え隠れするがなかなか繋がらない。でも後半は怒涛のどんでん返し❗どんでん返しの後も気が抜けない‼️相当面白い‼️ わかったぞ!知念さん自身が実際の天才外科医で、才能ある別人小説家の顔を『自分と同じ顔』に整形したんだ、絶対‼️そうでなきゃ医者と小説家両方天才なのはおかしい‼️🙇

  • ハゲおやじ さん

    久し振りの作家であり読書であった。最近、仕事に押されてイライラしていて読む気分では無かった。内容は、なんとなくだけど「これは…。」って感じが私にも想定出来た。でも、この ”柊” のキャラは好きだなぁ。他作品の天久鷹央ほどムカつく事も無く、弱さがあって/壮絶な過去もあって で私には合っていた。医師の話となると難しい言葉が出て来るかと思えば そうでも無く、三章までの話に出てくる人が最終章でイイ味出していた。続編出してくれるなら 読んじゃうなぁ。でも、ちょと都合良過ぎな部分もあるけどね(そこも良いけど)。

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知念実希人

1978年、沖縄県生まれ。東京慈恵会医科大学卒、日本内科学会認定医。2011年、第4回島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を『レゾン・デートル』で受賞。12年、同作を改題、『誰がための刃』で作家デビュー(19年『レゾンデートル』として文庫化)。15年『仮面病棟』が啓文堂文庫大賞を受賞。『崩れ

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