食堂つばめ 4 冷めない味噌汁 ハルキ文庫

矢崎ありみ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784758438605
ISBN 10 : 4758438609
フォーマット
出版社
発行年月
2014年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
190p;16

内容詳細

ブラック企業で働き、心身をすり減らしていた俊太郎。ある日目覚めると、なぜかそこは道ばたに敷かれたふとんの上で、横に置かれたちゃぶ台にはできたての朝食が用意されていた。湯気の立つご飯に味噌汁、肉厚なあじの干物にだし巻き卵…。しかし、おかわりを勧めてくれたノエと名乗る美女に告げられたのは、自分はいま臨死体験中だということで―とびきり美味しいハートフルファンタジーシリーズ四巻目は、全五篇の短編集です。

【著者紹介】
矢崎存美 : 埼玉県生まれ。1985年、星新一ショートショートコンテスト優秀賞を受賞。1989年に作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ダイ@2019.11.2〜一時休止 さん

    連作短編集。帰らなきゃが一番イイ。このシリーズは読み終わってから表紙を見るのも楽しみ。

  • ゴンゾウ@新潮部 さん

    前作に比べて印象が変わった。現世に戻ってからの話が多くなった。つばめ食堂の面々との絡みが少なくなったけど今作の方が好みです。

  • nyanco さん

    食堂つばめも4巻に、前作は長編で私には暗く重いと感じる作品だったのですが、今回は短編でサクサクと楽しく読了。先ず、冒頭の「帰らなきゃ」がとても好き。今回、食堂つばめの最初のお客は六十三歳いち子、悲壮感は無いが、「帰らなきゃ」という強い想いに駆られる。何故、帰らなきゃいけないかは思い出せないけれど、でも帰らなきゃ!そしてキーワードは「ミルク」個人的には一番好きな作品になりました。「昨日も今日も明日も幸せ」は、どんなに食べても太らないことを喜ぶ少女の話、コレが作品としては一番優れていると感じました。続→

  • hirune さん

    この巻も優しい読み心地。「帰らなきゃ」と「昨日も今日も明日も幸せ」が特に好きでした。生と死の間の街から帰った人はそのことを完全に忘れてしまう人も朧げに覚えている人も完全に思い出せる人もいる。でもみんな無意識にでも明るい良い方向に心が向かっていくようになるのが良いですね。しかしフルーツと一緒に食べるとミントの葉は本当に美味しいのかなぁ?今度食べてみるか☆

  • ハミング♪♪@LIVE ON LIVE さん

    「シュレーディンガーの猫」的状況。「生きても死んでもいない状態ってどんなのだよ・・・!?」と毎回ツッコまずにはいられない。肉体的にもだけど、精神的なこともあるので、考えると深みに嵌まる。「魂とは?」とか「自我とは?」とか「意識と無意識について」とか。哲学的なことを思索するのは嫌いではないが、答えがないが故に思いつく限りのことがただ単にグルグルループするまで。複雑に考えていくと、それこそ「シュレーディンガーの猫」。本当は、それがなんなのか理解できていないという。死後の自分の意識の行方が不明なのは怖い。

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