ポンコツズイ 都立駒込病院血液内科病棟の4年間

矢作理絵

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087815993
ISBN 10 : 4087815994
フォーマット
出版社
発行年月
2016年01月
日本
追加情報
:
285p;19

内容詳細

33歳、アパレル女子。突然発症、“かなりカッコ悪い”骨髄移植ノンフィクション。

目次 : 第1章 発病(ビジーガール/ 因果関係 ほか)/ 第2章 混乱(ドナー拒否と誤解/ けんちゃん ほか)/ 第3章 骨髄移植(ドナー現る/ 優越感カテゴリー ほか)/ 第4章 再生(脳脊髄膜炎で再入院/ UNO隊パート2(頑張ってなんて言えない) ほか)

【著者紹介】
矢作理絵 : 1977年東京都生まれ。小学校1年生のときに父の仕事の都合で、アメリカ・テキサス州ヒューストンに移住。小学校6年生で帰国。専門学校を卒業後、株式会社ビームス入社。店舗スタッフ、国内外バイイングなどに従事。29歳で独立し、フリーランスで海外ブランドの衣料、輸入雑貨の卸売りの仕事を始める。そんなさなかの2011年夏、特発性再生不良性貧血を発病。骨髄移植を経験。現在は小康状態で、療養生活を送りつつ、アパレル関係や翻訳の手伝いをする日々(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ふぇるけん さん

    突然、特発性再生不良性貧血という難病を患った一女性の闘病記。親が骨髄移植を行い、私自身はドナーとして骨髄提供した経験があるので、この著者の経過がいかに奇跡的だったか、と驚く。それでも人間関係に恵まれ、明るく前向きに病気と闘う姿に元気をもらえた。

  • ふじ さん

    再生不良性貧血という難病に罹患した女性の闘病記。文字通り壮絶に過酷に病気と闘いながらも、自分らしく生きる芯の強さ、ある種の清々しさがあり、その軽快でテンポのよい文章にぐっと引き込まれた。同じ疾患でも、経過も症状も感じ方もひとりひとり違う。「病気」ではなく「その人の人生」を看るという看護の原点を実感として理解できた。

  • チェアー さん

    まれな難病に襲われ、まれな副作用に苦しみ、死の寸前まで経験し、奇跡的に生還した筆者。よれよれのボロボロだけど、(それだからこそ)いま、生きていることの重さを感じる。軽い調子で書かれていても、内容は重く、つらい。同じように苦しむ人たちの多くが短期間で亡くなっていくのも切ない。人間って、ここまで辛くても生きることを宿命づけられているのかなあとまで感じてしまう。移植に伴う処置や検査の苦しみは知らず、「移植すれば」と安易に考えていた自分の無知が恥ずかしい。いろいろ考えることが多き一冊でした。

  • Emkay さん

    都内30代の女性が原因不明の血液難病にかかり、骨髄移植を経てほぼ回復するまでの闘病記。壮絶な入院生活、治療、回復までの経緯が、ディテールも含めてリアルに描かれている。肩の力が抜けたエッセイなので余計に臨場感を覚える。時に気丈に振る舞い、友人や家族にすがりつき、自分を客観視する心境がとても素直に吐露される。医学的解説もしっかりしている。骨髄移植がこんなにもハイリスクハイリターンな治療だとは知らなかった。怖がったり心配しても仕方ないが、自分の健康と幸運に感謝し、時間を有意義に使おうという気持ちにはなる。

  • JunTHR さん

    高野秀行推薦キッカケ。めちゃくちゃ面白い!ファッションの仕事をして、“イケてる”友人に囲まれた「おはぎ」こと矢作理絵さんの突発性再生不良性貧血とのウェイ系闘病記。ここまで“イケてる”とか“ディスる”って言葉が出てくる闘病記は類を見ない。熱い友情、少しとぼけた家族達の深い愛、医者や看護師たちとの協働、そして辛い体験を共有する患者たちの輪。激しく感情が揺さぶられ、笑いと涙にまみれながら読了した。そして、病態や治療での想像を絶する苦しさや、生死の境での当事者だからこその心境など、迫真の情報が詰まっていた。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

矢作理絵

1977年東京都生まれ。小学校1年生のときに父の仕事の都合で、アメリカ・テキサス州ヒューストンに移住。小学校6年生で帰国。専門学校を卒業後、株式会社ビームス入社。店舗スタッフ、国内外バイイングなどに従事。29歳で独立し、フリーランスで海外ブランドの衣料、輸入雑貨の卸売りの仕事を始める。そんなさなかの

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品