CD 輸入盤

交響曲、ピアノ協奏曲 岡田博美(P) 湯浅卓雄 / アルスター管 

矢代秋雄(1929-1976)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
8555351J
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD

商品説明

「国産」にとらわれない、日本発の真の「クラシック」の登場
矢代秋雄の交響曲は、民族主義を強調することのない西欧的に洗練された作風で知られていますが、過去の録音では、普遍的な魅力を充分に描き出すには至っていなかったようです。そのため、ややもすれば折衷的で没個性的な作品とのレッテルを貼られることもありました。
 近現代音楽を得意とする湯浅卓雄のシャープな棒の下、地方にも優秀なオケが多いと定評のある英国の中でもひときわ光るアルスター管弦楽団を振ったNAXOS録音は、この作品がクラシック音楽のレパートリーとして定着するにふさわしい価値を持っていることを証明するものでしょう。
 考えてみれば、チェコのドヴォルザーク、ロシアのチャイコフスキー、フィンランドのシベリウスといった民族主義を代表する大作曲家達は、当時は西欧派とされ、民俗的なものを強調せずに普遍的な音楽を志向していたわけです。矢代秋雄のシンフォニックで堅固な構成を誇る純音楽的な交響曲とピアノ協奏曲も、日本的なものを強調していないところが、かえって日本のクラシック音楽の伝統と層の厚さを雄弁に物語っているともいえるでしょう。
 日本人の感覚や情緒を共有しない英国のオーケストラによる技術的にすぐれた演奏を聴けば、この二曲が、「交響曲」「ピアノ協奏曲」として音楽史に残りうる傑作であることが即座に納得できます。ピアニスト岡田博美も、適確な技巧と洗練された音色の持ち主で、作品にふさわしい見事な演奏をしています。

総合評価

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ピアノ協奏曲第二楽章は最初から最後まで同...

投稿日:2010/12/14 (火)

ピアノ協奏曲第二楽章は最初から最後まで同じ音とリズムを繰り返すユニークな曲で、これが面白くて40年ほど前に中村紘子さんがピアノを受け持つレコードを買いました。師匠のメシアン氏の影響を強く受けていますが矢代トーンは確立しています。今回ナクソス盤で聴いてあらためて曲の素晴らしさを再認識しました。

テリーヌ さん | 兵庫県 | 不明

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ピアノ協奏曲!ス、スゴいとおもいます。ク...

投稿日:2007/05/11 (金)

ピアノ協奏曲!ス、スゴいとおもいます。クラシック鑑賞暦15年でありながらこの録音を聞くまで知らなかったことを恥じるばかりです。しかし責任を転嫁するようですけれど、私のようにこの名曲の存在を知らなかった人は少なくなかったでしょう。日本の音楽業界はどうなっているのでしょうか? 場違いの批判失礼しました。しかしこの名曲を日本人さえもがNAXOSという海外レーベルの働きによって初めて知ったということ。それは大いに反省すべきであると思います。

はまぐり五文 さん | 京都市 | 不明

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評価がピアノ協奏曲に集中しているようです...

投稿日:2006/05/08 (月)

評価がピアノ協奏曲に集中しているようですが、メダマは交響曲!この曲の史上二回目のスタジオ録音で、しかも優秀なオケの技量と共に、この作品の最も信頼の置ける精緻な再現がここに実現。この曲、演奏が本当に難しく、特にフィナーレの変拍子は自然なリズム感覚を持っているものの、大オーケストラをきちんとまとめて演奏するのは至難の業。その証拠に初デジタル録音の日本のオケによるライブは第四楽章を信じられない位にスローテンポで演奏しおり、リズムが全く死んでいた。この交響曲を聴くならまずこの一枚。そして渡辺/日フィルのライブ。

Pianist さん | Tokyo | 不明

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