冒険の森へ 傑作小説大全 19 孤絶せし者

真保裕一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784081570492
ISBN 10 : 4081570493
フォーマット
出版社
発行年月
2015年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
581p;20

内容詳細

ジャンルを越え、小説の面白さをとことんまで追求した画期的アンソロジー。
第7回配本、第19巻「孤絶せし者」は、映画も大ヒットした真保裕一の傑作長編「ホワイトアウト」を軸に、様々な<孤絶>の形を描いたバラエティ豊かな作品群、全11編を収録!

●編集委員/逢坂剛 大沢在昌 北方謙三 船戸与一 夢枕獏

[編集室から]
「海の冒険」で一巻を立てるのだから、当然「山の冒険」でも一巻、と思っていた。
しかし、新田次郎、井上靖はすでに投入してしまったし、夢枕獏委員の「神々の山嶺」は長大過ぎて、残念ながら初めから対象外であった。
しかし、「冒険」第二世代の傑作「ホワイトアウト」はぜひ収録したかった。で、「山」はやめてきわめて唐突に「孤絶」がテーマになった。なにも「ロビンソン・クルーソー」の状況だけが「孤絶」ではないのである。

[収録作]
【長編】
真保裕一「ホワイトアウト」
【短編】
椎名誠「漂流者」
板東眞砂子「盛夏の夏」
浅田次郎「永遠の緑」
篠田節子「幻の穀物危機」
桐野夏生「ジオラ

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO さん

    この巻には長編は真保祐一の「ホワイトアウト」でしたがすでに読んでいて映画も見ています。短編は椎名誠、浅田次郎、坂東眞砂子、篠田節子、桐野夏生でどれも楽しめましたが、既読ですが私は浅田次郎さんの「永遠の緑」が好きです。ショートショートは宮部みゆき、星新一、中島らも、北杜夫、筒井康隆で北杜夫の「贅沢」が楽しめました。

  • starbro さん

    集英社の創業90周年企画 傑作小説大全「冒険の森へ」全20巻完読プロジェクト第八弾は第19巻「孤絶せし者」です。ようやく全体の4割まで来ました。今巻は孤立した極限状態の主人公の物語中心です。今巻も名作揃いですが、オススメは短編では浅田次郎の「永遠の緑」と桐野夏生の「ジオラマ」の2作品、長編では真保裕一の「ホワイトアウト」です。

  • ちょき さん

    毎月1冊ずつ配本されているのだが、最近読むスピードが遅れ気味。まぁ、本は逃げないのでゆっくり読み進めようと思う。この大全集はゆっくり噛みしめるように読もうと思っている。鉄板の名作ばかりなので速読したらもったいないからだ。今回のテーマは「孤絶」。桐野夏生「ジオラマ」、浅田次郎「永遠の緑」あたりが今回の大全集の中ではよかった。

  • ぐうぐう さん

    孤立した者の物語が収められた『冒険の森へ』第19巻は、宮部みゆきの時代小説「車坂」で幕を開ける。孤独というテーマで、筒井康隆の「画家たちの喧嘩」をチョイスする編者のセンスがなんとも憎い。しかし本書の最大の読みどころは、真保裕一の『ホワイトアウト』だろう。映画『ダイ・ハード』を大胆に下敷きにしたこの物語は、しかし大掛かりな舞台と精緻な展開、そして熱情によって、本家『ダイ・ハード』を呑み込んでいく。さらに、なんと叙述トリックまで採用する貪欲さがたまらない。(つづく)

  • ざび さん

    今回では坂東眞砂子氏と桐野夏生氏の二作が愁眉。圧倒的な筆力に参りました。

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人物・団体紹介

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真保裕一

1961年東京都生まれ。’91年『連鎖』で第37回江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー。’96年『ホワイトアウト』で第17回吉川英治文学新人賞、’97年『奪取』で第10回山本周五郎賞、第50回日本推理作家協会賞長編部門、2006年『灰色の北壁』で第25回新田次郎文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行され

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