小説の神様 あなたを読む物語 上 講談社タイガ

相沢沙呼

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065125540
ISBN 10 : 4065125545
フォーマット
出版社
発行年月
2018年08月
日本
追加情報
:
288p;15

内容詳細

小説は、好きですか?
今、この文章を読んでいるあなたのおかげで、生み出された物語があるのだと知ってほしい。
もう続きは書かないかもしれない。合作小説の続編に挑んでいた売れない高校生作家の一也は、共作相手の小余綾が漏らした言葉の真意を測りかねていた。彼女が求める続刊の意義とは……。その頃、文芸部の後輩成瀬は、物語を綴るきっかけとなった友人と苦い再会を果たす。二人を結びつけた本の力は失われたのか。物語に価値はあるのか? 本を愛するあなたのための青春小説。

【著者紹介】
相沢沙呼 : 1983年埼玉県生まれ。2009年『午前零時のサンドリヨン』で第19回鮎川哲也賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 芳樹 さん

    無印では小説家・一也と詩凪の「魂の慟哭」を中心に描かれましたが、今回は少し学園青春ものに寄ったような印象がありますね。続編を書くことの意味、小説は単なるエンターテインメントなのか等の問題を議論しながら、後輩の成瀬秋乃にスポットを宛てて「小説」を中心とした過去・現在の友人関係が語られる今回でした。天月の持論には考えさせられるものがあるな…。ともあれ、一読者として作品にどう向き合っていけば良いのだろう。今回の副題の示す意味を考えながら下巻へ続く。

  • ダイ@2019.11.2〜一時休止 さん

    小説の神様その2の1。なぜこれが続編が出てさらに上下巻なの?と思いながら読み始めると小説の続編を出す話なんかもでてきました。個人的には前作よりは読みやすくなった感じ。

  • なっぱaaua さん

    まさかの「小説の神様」の続編。と思ったら続編について悩む一也と詩凪。そして秋乃は「物語は人の心を動かすのか」に心を動かされる。自分は小説にはエンタメでもありながら、心を動かす何かがあると思っている。気持ち良いとかスッキリしただけでない、何かをいつも楽しみにしている。今の読者ってこんな感じなの?漫画の違法サイトの話もあって、こんなに簡単なの?って。本が無い世界なんてつまらない。そんな事を思いながら若者達はこの苦難を下巻でどう乗り越えていくのかが楽しみだったりもする。若者頑張れと感じた上巻でした。

  • ami*15 さん

    まさかの続編には驚いたけど、出版に関する現状を踏まえながら物語がこの世にある意味を問うところは相沢さんがまだまだ本が好きな人たちに伝えたいものがあることを感じられました。今作もとにかく良作すぎます。中には知りたくなかった現状もいくつかあり、今問題視されている海賊版の話題や「努力や才能よりも運がなければ小説は売れない」と言う天月さんの考えは物語を本気で愛する私としてはちょっとどうなのかなと色々思うことがありました。この世に物語がある意味とそれぞれのその先がどうなるのか、下巻も早く読めたらいいなと思います。

  • Makoto Yamamoto さん

    図書館のヤングアダルトコーナーにあった本で、「小説の神様」の続きにあたる。 今回は一也が主体ではなく秋乃が主体で書かれている。 該当世代の悩み、思いが良く書かれていると思う。 天月彼方の売れる小説の背景、書き方については結構興味深いが、高校生作家たちは必ずしも素直には受け入れていない様子。 下巻で一也、秋乃はどう動くが興味深い。

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相沢沙呼

1983年埼玉県生まれ。2009年『午前零時のサンドリヨン』で第19回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。繊細な筆致で、登場人物たちの心情を描き、ミステリ、青春小説、ライトノベルなど、ジャンルをまたいだ活躍を見せている。『小説の神様』(講談社タイガ)は、読書家たちの心を震わせる青春小説として絶大な支持を受け

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