トラップ 双葉文庫

相場英雄

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784575519761
ISBN 10 : 4575519766
フォーマット
出版社
発行年月
2017年03月
日本
追加情報
:
232p;16

内容詳細

知能犯と対峙する警視庁捜査二課の若手刑事・西澤を描いた前著『ナンバー』からつづく物語。経験をつみ、成長した西澤が新たな事件にのぞむ! 犯罪者の心理や犯罪の手口、捜査にかける警察官の思いなど、リアルでディープな描写が生きる警察小説。

 

【著者紹介】
相場英雄 : 1967年新潟県生まれ。2005年『デフォルト(債務不履行)』で第二回ダイヤモンド経済小説賞を受賞。13年『血の轍』で第16回大藪春彦賞、第26回山本周五郎賞候補。16年『ガラパゴス』で第29回山本周五郎賞候補(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • yoshida さん

    警視庁捜査二課で知能犯を追う西澤。キャリアの小堀等も新登場。前作「ナンバー」より格段に面白くなりました。もう少し、登場人物の人間像や感情を濃く描ければ、より一層読ませる作品になると思う。収賄や贈賄、汚職を追う西澤達に欠かせない協力者の存在。しっかりした信頼関係がないと足元を救われてしまうことに。西澤が成長してゆくが、一抹の苦さもある。知能犯を扱う捜査二課のシリーズは珍しいのではないだろうか。派手さはないが、確実に身近にある犯罪だけにリアリティを感じる。次作も積んであるので楽しみに読みたい。期待のシリーズ。

  • まこみん さん

    ナンバーシリーズの第2巻。捜査ニ課三知の西澤の捜査模様を描く。前巻より要領も手段も少しずつ成長してきた西澤だが、先輩刑事にはまだ叱責もされるし気付きが至らない事も。殺人犯人等を逮捕する一課とは違って、疑わしい人物を徹底的に調べあげて一気に検挙するニ課。〈水も漏らすな〉上司真藤の常套句。そして捜査に慣れつつあった彼と仲間に短編4話のラスト「トラップ」ではおもわぬ落とし穴が! 記述の揚げ足取る様なあんな事で、不起訴になってしまうのか。本部復帰への誓いと共に所轄へ。続いて3巻へ。

  • アッシュ姉 さん

    渋い。苦い。暗い。でも好き。読友さんのオススメどおり、シリーズ第二弾も楽しめた。横領や詐欺などを追う捜査二課の三知に配属された西澤警部補。上司や先輩は冷たく突き放しているように見えて、じつは部下思い。ただ、西澤は勘がいいわけでも、運がいいとも思えないので、もう少し具体的に指示やアドバイスをしてあげてとやきもきしてしまう。禅問答のような教えを受けながら経験を積み、着実に成長している姿にホッとしたのも束の間、、これはすぐさま続編へいかねば。『リバース』というタイトルからして期待が高まる。

  • はつばあば さん

    人と人の繋がりは信頼を得ることから始まる。TVでよく情報屋からネタlを貰ってお金を渡すシーンがあるがあれはナンバーによるとアカン事やって。それにしても西澤さん、素直なんだろうが察しが悪い。まぁ徐々にしっかりしてきたなって思った途端・・トラップ。罠にかかった?。又もや脱線するが、弁護士って弱者にとって天使に思えるが、検察や警察にとっては天敵に等しいのに、検察庁を辞めて、もしくは定年で弁護士になる人が多い。こういう検察・警察・弁護士の人の繋がりってどんなものなんだろう

  • Rin さん

    西澤さんの成長を感じる。そしてキャリアの小堀さんも、とってもいい味を出してくれていた。三知としての事件というよりも知能犯係の事件というイメージが強かった一冊でもある。他の課と協力したりと、前作よりも幅が広がっていた。どんな事件に携わったとしても、自分たちの追いかけるべきものが潜んでいないかを意識している知能犯係。そして、「水も漏らすな」という言葉の重さを感じた最後。上司の言葉の意味を汲み取れていれば!と思っても難しい。それでも、今作でまた成長した西澤さん。「リバース」で彼らに会えるのが楽しみです。

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相場英雄

1967年新潟県生まれ。89年時事通信社に入社。2005年に『デフォルト 債務不履行』で第2回ダイヤモンド経済小説大賞を受賞しデビュー。13年に『血の轍』で第26回山本周五郎賞候補、第16回大藪春彦賞候補、16年に『ガラパゴス』で第29回山本周五郎賞候補、17年に『不発弾』で第30回山本周五郎賞候補

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