ミナを着て旅に出よう 文春文庫

皆川明

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167900632
ISBN 10 : 4167900637
フォーマット
出版社
発行年月
2014年03月
日本
追加情報
:
186p;16

内容詳細

オリジナル生地から服を作り上げる独自のファッションブランド「ミナペルホネン」。温かな手触りと空気感に満ちたコレクションからは、どこか壊かしい心象風景が立ち上がってくる。魚市場で働いていた若き日々から、駅伝のようなチームワークの現場まで、クリエイションの源を静かに語った宝物のような一冊。

目次 : ミナが生まれるまで/ デザインをするということ、ものを作るということ/ 毎日のこと、お店のこと/ 旅行の楽しみ、北欧の魅力/ 影響された人たちのこと/ 今のミナ、これからのミナ/ 文庫版付録 その後のミナ/ 対談 松浦弥太郎×皆川明

【著者紹介】
皆川明 : 1967年東京生まれ。文化服装学院卒業後、95年に自身のファッションブランド「min¨a(ミナ)」を設立。2000年、白金台に直営店をオープン。02年に青山スパイラルガーデンにてエキシビション「粒子」を開催。03年、ブランド名を「min¨a perhonen」と改める。翌年より、パリでも新作発表を始める。2006年、毎日ファッション大賞を受賞。また、デンマークのテキスタイルメーカー「クヴァドラ」社をはじめ海外のテキスタイルメーカーにもデザインを提供(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ミエル さん

    ミナペルホネンはデザイナーの皆川さんのライフワーク、それが100年先まで思いが詰まった偶像になっているのがすごい。作り上げた偶像を駅伝方式でものづくりを紡ぐスタイルはもはや伝統工芸の域。どの代のデザイナーも終着させなくていい、という思想が目から鱗。確かにミナならば可能ではないかと思う。トレンドを作らない、外野の評価に踊らされない、でも従業員を抱えた企業として生きる対極の課題、難しいな。バランスを取ることが理想だけど、ものづくりに特化し過ぎてしまうのがよくある話。中世の工房の発想に近い?

  • 紫羊 さん

    カバーの蝶々のデザインが可愛らしくて手に取りました。作者のように心のある作り手が、丁寧なモノ作りを時代を超えて伝えていく。そして使い手も、大切に次の世代に残していく。素敵なことだと思います。

  • りえこ さん

    素敵な本でした。もの作り、楽しそうだなと思いました。皆川さんの考えていることがとても魅力的で、だからあのデザインになるのかーと思いました。

  • あんこ さん

    憧れのブランドminaを立ち上げた皆川明さんのエッセイ。ゆったりした時間を過ごせました。陸上をやっていた皆川さんには何となく以前から共感を覚えていたのですが、ゆったりとした人柄の中にものすごい行動力を備えている方だなあという印象を受けました。長期的な見通しを立てて計画をしているからこそ、あんな素敵な服を生み出せるのだなあと改めて思いました。

  • はるき さん

     皆川さんの達観した視点が好きです。せめて100年続くようにって結構な言葉なんですが、不思議と嫌味がない。 切実感もなく、淡々と思ったことを口に出した感じ。ミナの服は手間に見合った値段。日常着として着る人もいれば、憧れて手に入れる人もいる。そのブランドの服を着るって能動的な選択で、大袈裟に言えば一票を投じるくらいの意思表示。だからこそ、好きな服を着たい。

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