基本情報
内容詳細
「農村の生活は、何もかも珍しく、どこから手をつけていいか、はじめのうちは見当もつかなかった」―。本書は、名随筆家として今なお多くのファンを持つ著者の知性と感性が光る珠玉の随筆集。往時の町田市鶴川での幸福な日々と人々との交流を描いた「鶴川日記」。山の手育ちの著者が憶い出に残る坂を再訪する「東京の坂道」。梅原龍三郎・芹沢〓(けい)介そして祖父と過ごした日々を綴る「心に残る人々」を収録する。
目次 : 鶴川日記(鶴川の家/ 農村の生活/ 村の訪問客/ 鶴川の周辺)/ 東京の坂道(富士見坂から三宅坂へ/ 永田町のあたり/ 麹町界隈/ 国府路の町/ 番町皿屋敷/ 靖国神社の周辺/ 一ツ木の憶い出/ 赤坂 台町/ 赤坂から麻布へ/ 伝通院と後楽園/ 神楽坂散歩/ 八百屋お七と振袖火事)/ 心に残る人々(ある日の梅原さん/ 熊谷守一先生を訪ねて/ 熊谷先生の憶い出―追悼/ 芹沢さんの蒐集/ バーナード・リーチの芸術/ 牟田洞人の生活と人間/ 角川源義さんの憶い出/ 北小路功光『説庵歌冊』/ 祖父母のこと)
【著者紹介】
白洲正子 : 1910年、樺山伯爵家の次女として東京に生まれる。幼少の頃から能に親しむ。学習院女子部初等科修了後、14歳で米国留学。直前に女性として初めて能楽堂の舞台に立つ。1928年帰国、翌年白洲次郎と結婚。戦後は青山二郎、小林秀雄らと親交を結び、文学や古美術の世界へ入っていく。随筆家として数々の執筆活動を続けた。1998年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ユーザーレビュー
読書メーターレビュー
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
フリージア さん
読了日:2021/04/29
マエダ さん
読了日:2019/03/27
kana さん
読了日:2020/03/05
kawa さん
読了日:2023/07/17
ちぃ さん
読了日:2021/11/25
(外部サイト)に移動します
人物・団体紹介
白洲正子
1910年、東京生まれ。評論家、随筆家。日本の古典・芸能・工芸などの研究家。薩摩藩の海軍大将・樺山資紀、川村純義の孫。幼時より梅若宗家で能を習う。十四歳で米国留学、1928年帰国。翌年、英字新聞記者だった白洲次郎と結婚。43年『お能』を処女出版。河上徹太郎、青山二郎、小林秀雄らを知り、審美眼と骨董、
文芸 に関連する商品情報
-
K-POPアイドルたちの努力と苦悩を綴った豪華インタビュー集『それでも... J-HOPE、HOSHI、LEO、チョンハ、イ・チェヨン などK-POP界で今まさに大活躍をしているアイドルたちの努... |2024年04月19日 (金) 00:00
-
完全版Testosteroneバイブル『365日、絶好調で超ハッピーに... 毎日365日、身近なところに置いて読み続けるだけで、自然とTestosterone哲学が染み込んでいく!10周年メモ... |2024年04月18日 (木) 15:00
-
50年の時を経て文庫化『百年の孤独 新潮文庫』6月26日発売 100年の傑作が50年の時を経て文庫化。6月26日発売決定。世界46言語に翻訳され、5000万部を売り上げている世界... |2024年04月17日 (水) 00:00
おすすめの商品
商品情報の修正
ログインのうえ、お気づきの点を入力フォームにご記入頂けますと幸いです。確認のうえ情報修正いたします。
このページの商品情報に・・・