満洲電信電話株式会社 そのメディア史的研究

白戸健一郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784422300672
ISBN 10 : 4422300679
フォーマット
出版社
発行年月
2016年02月
日本
追加情報
:
252p;21

内容詳細

多民族によって構成され、国境を越えて他国の電波が入り乱れる「満洲国」において、電信・電話・ラジオ放送ネットワークを構築し、一元管理した満州電電。その先駆的事業を通して、一九三〇年代日本が目指した「東亜電気通信網」の理想と現実に迫る。インターネットを基軸に通信と放送の融合が進む近未来をも射程に収める、電気の時代の画期的メディア史研究。

目次 : 第1章 満洲電信電話株式会社の設立と構想(満洲電電設立前史/ 満洲電電の設立前後/ 満州電電の電気通信政策の方針)/ 第2章 満洲国における電気通信網の形成過程(電信網の拡大統合過程/ 電話網の構築過程/ 満系住民への電気通信メディアの普及/ 電気通信メディアの利用実態)/ 第3章 「帝国ラジオ」システム(満洲国放送指導方針の展開/ 思想戦の中の満洲ラジオ/ 標準音選定と言語の言霊性)/ 第4章 東アジア電気通信体制の形成と瓦解(日満通信統合の展開/ 東亜電気通信協議会と東亜放送協議会/ 終戦前後・留用と帰還)

【著者紹介】
白戸健一郎 : 1981年北海道生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士後期課程修了(教育学博士)。日本学術振興会特別研究員を経て、筑波大学人文社会系助教。メディア史、歴史社会学専攻。「満洲電信電話株式会社の多言語放送政策」『マス・コミュニケーション研究』(82号、2013年1月)で日本マス・コミュニケーション学会優秀論文賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • あまたあるほし さん

    名著です。

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白戸健一郎

1981年、北海道生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士後期課程修了(博士(教育学))。筑波大学人文社会系准教授。メディア史、歴史社会学専攻。「満洲電信電話株式会社の多言語放送政策」『マス・コミュニケーション研究』(82号、2013年)で日本マス・コミュニケーション学会優秀論文賞受賞(本データはこの

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