下鴨アンティーク 暁の恋 集英社オレンジ文庫

白川紺子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784086801362
ISBN 10 : 4086801361
フォーマット
出版社
発行年月
2017年06月
日本
追加情報
:
295p;15

内容詳細

京都、下鴨――。
慧に告白してから、関係がぎくしゃくしてしまっている鹿乃だったが、知人に若い男性を紹介される。佐伯稜一と名乗ったその男性は、実は蔵の着物の関係者で、大伯母の椿柄の振り袖について訊きたいのだという。
該当する着物を探し出した鹿乃だったけれど、描かれた椿すべてが落花してしまい……?
そして、鹿乃と慧の関係はどうなっていくのか?

【著者紹介】
白川紺子 : 三重県出身。同志社大学文学部卒。雑誌Cobalt短編小説新人賞に入選の後、2012年度ロマン大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • SJW さん

    今回も4つの短編で、鹿乃と慧の恋の行方がとても気になる展開。鹿乃からの告白がうまく行かず空回りとなるが、3つの事件の背景が二人を後押しして、周りの人達の心遣いがとても優しい。四季の京都の美しさや閑静な自然の描写にはとても和まされるが、観光客が多すぎる最近の状況では、すでに違った風景になっていると思う。良鷹にも恋が芽生えそうな雰囲気でこちらも気になってしまう。鹿乃と良鷹はべったりの兄妹から成長して徐々に一人立ちいく姿に祖母の芙二子もほっとしていることだろう。

  • れみ さん

    シリーズ6作目。紅白の椿の花が落ちてしまう振袖、猿が逃げ出してしまった鶴亀の羽織、地の黒い夜の闇が梅の花を覆い尽くしてしまう帯。今回も亡き祖母から受け継いだ鹿乃がいわくつきの着物にまつわる謎を解きつつ…着物に関係する人々の思いを知るなかで告白後にぎくしゃくするふたりの関係に置き換えていくようなところが今までの巻よりも多かった気がする。途中、鹿乃と慧の関係にボタンの掛け違いが起こっていってハラハラさせられたけどなんとか良い方向にまとまって良かった。初デートがとても初々しい♪

  • ひさか さん

    2017年6月集英社オレンジ文庫刊。シリーズ6作目。4つの連作短編。 「羊は二度駆ける」は良鷹が怪異に巻き込まれ、祖母の着物に関係のないストーリーで、番外編のような感じがした。でも、アンティークに関わる話には違いない。今回も楽しめました。

  • ううち さん

    第6弾。相変わらず素敵な装丁です。なんだかんだで嬉しい方向へ行きましたが、兄・良鷹の寂しさが切ない。 番外編の良鷹のお話にはぞくっとさせられた。次が最終巻?

  • カメ吉 さん

    すれ違いだった鹿乃の恋がようやく実を結び、兄の良鷹にも何やらイイ感じの話が出てきた。 いよいよあと2巻で完結らしいけどみんなにどんな未来が待ってるのか楽しみです。 でも、完結するのは寂しい気もします。京都弁がダイレクトでイイ味してるシリーズなんで終わるのは惜しいです。

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人物・団体紹介

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白川紺子

三重県出身。同志社大学文学部卒業。2011年に「サカナ日和」で第154回Cobalt短編小説新人賞に入選後、「嘘つきな五月女王」で2012年度ロマン大賞を受賞。同作を改題・改稿した『嘘つきなレディ〜五月祭の求婚〜』で’13年にデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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