江戸の春画 講談社学術文庫

白倉敬彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062924177
ISBN 10 : 406292417X
フォーマット
出版社
発行年月
2017年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
288p;15

内容詳細

「枕絵」であり「笑い絵」。公然の秘密であり縁起物。春画には、江戸のイマジネーションと絵師の技がなす、斬新、艶美、愉快な遊びが溢れている。何が描かれ、どう面白いのか。何が仕掛けられているのか。世界を虜にした浮世絵春画の軽さと深さを、豊富な図版とともに解き明かす。日本の春画への偏見を覆した名著にして、最良の入門書!

目次 : 序 春画はポルノグラフィか?/ 第1部 性愛の図像学(絵とことばが一体化した世界/ なぜ性器を大きく描くのか?/ エクスタシーの瞬間へのこだわり/ なぜ乳房に無関心なのか?/ 多彩な性愛のヴァリエーション―色事百般なんでもあり)/ 第2部 江戸人の性風俗(江戸の女と若衆狂い/ 性愛を演出する最新ファッション/ 都市風俗としての“夜這い”/ 色を売る―江戸の遊里考)

【著者紹介】
白倉敬彦 : 1940年北海道生まれ。2014年逝去。早稲田大学文学部中退。現代美術から浮世絵にいたる美術書を幅広く編集し、のちに浮世絵春画研究に従事。海外での評価も高く、国際浮世絵学会常任理事を務めた。わが国屈指の浮世絵春画研究者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • チョビ さん

    【読メ遊郭部自主練・大野奨太選手レベル】偏見に満ちた春画の本質とは何かに迫った本。実例に対する解説が多いのですが、その画像がないため春画に詳しい方向け。しかし文庫なのでお手軽なところはマル。気になったのは江戸時代の婚姻。今と違って法的や倫理的な結びつきの結婚ではないので、カネがあればいつだって女は強いのだなと思う。といいつつ遊女の場合、「キャリア」か「ノンキャリ」で断末魔が違い、これはこれで女の幸せ?と、女の幸せにご縁のないルックスもカネもない人間は思ったとさー( ;∀;)。

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