森林の崩壊 国土をめぐる負の連鎖 新潮新書

白井裕子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784106102967
ISBN 10 : 410610296X
フォーマット
出版社
発行年月
2009年01月
日本
追加情報
:
18cm,187p

内容詳細

日本では森林という莫大な資源が増え続けている。多額の公共事業や補助事業が行われながら、建築材を採るために植林した人工林は切られず、木材自給率は2割である。森と木をめぐる社会の仕組みを問い直す1冊。

【著者紹介】
白井裕子 : 日本学術振興会特別研究員。早稲田大学理工学部建築学科卒、稲門建築会賞受賞。ドイツ・バウハウス大学に留学。早稲田大学大学院修士課程修了。株式会社野村総合研究所研究員、早稲田大学理工学術院客員准教授などをつとめる。工学博士。一級建築士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • あすなろ さん

    最近仕事上で知識得たく、山林の基礎本を図書館で借り出し読んでいる。その内の一冊。本書は大枠として森林事情・行政変遷・木造建築と分けられ、そこにフィールドワークや世界事例、加えて著者の些か多めの批判が加わる構成。しかし、その批判も含め知らぬ多量な知識は得られた。森の木材は消費して循環する。実は我が国では消費量を充分に賄える。これは、我が国に眠る膨大なる資源であると説く。何しろ国土の66%は森林なのだから。しかし、外材に頼る。長良川流域調査では、木造住宅の国産材使用量は3割を切る。

  • さきん さん

    日本では森林という莫大な資源が増え続けている。多額の公共事業や補助事業が行われながら、建築材を採るために植林した人工林は切られず、木材自給率は二割である。林業は旧態依然とし、死傷事故も多発している。国産材と共にあった伝統木造は建築基準法で建築困難になった。我が国土で一体何が起こっているのか。リアルな実態を現場の「生の声」で伝える。森と木をめぐる社会の仕組みを根本から問い直す一冊。土地問題がなかなか痛い。

  • 香菜子(かなこ・Kanako) さん

    森林の崩壊。白井裕子先生の著書。日本の森林行政や森林管理の問題点がよくわかります。現行の森林行政や森林管理は無駄が多くて旧態依然。誰のための森林行政や森林管理なのでしょうと思いました。

  • 桃の種 さん

    日本の林業も木のようにしなやかに。

  • かきたにたくま さん

    需要と共有を無視した政策に増え続ける規制と、副題のとおり「国土をめぐる負の連鎖」がどのようなものかが分かりました。大きな方針の無いままその場しのぎを繰り返した結果がこうなんでしょう。

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白井裕子

慶應義塾大学准教授。早稲田大学理工学部建築学科卒。稲門建築会賞受賞。ドイツ・バウハウス大学に留学。早稲田大学大学院修士課程修了。株式会社野村総合研究所研究員、早稲田大学理工学術院客員教授などをつとめる。工学博士。一級建築士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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