マンガでわかる永続敗戦論

白井聡

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784022512901
ISBN 10 : 4022512903
フォーマット
出版社
発行年月
2015年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
175p;19

内容詳細

大学四年生の悠樹と朋子は、恋人同士。卒業旅行に二人でドイツへ向かう。そこで偶然、知り合ったのは、学者の高田。二人は高田から、戦後の日本を支配してきた「戦後レジームの実相」について教わる。それは、「永続敗戦レジーム」というまさに侮辱と虚構のレジームだった―。

目次 : プロローグ それは、ベルリンから始まった/ 第1章 なぜ、「敗戦」ではなく「終戦」というのか/ 第2章 「対米従属」で敗戦の責任を免れた人たち/ 第3章 永続敗戦レジームの中の平和と繁栄/ 第4章 「繁栄」のほころび―原発事故とTPP/ 第5章 「平和」のほころび―尖閣諸島と北方領土/ 第6章 歴史に学べ、自主的に生きよ

【著者紹介】
白井聡 : 1977年、東京都生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。博士(社会学)。専攻は、政治学・社会思想。日本学術振興会特別研究員、文化学園大学助教などを経て、現在、京都精華大学人文学部総合人文学科専任教員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • mitei さん

    いかに戦後日本がアメリカなどの諸外国に都合よく絡めとられているのかがよく分かる一冊。

  • 安南 さん

    最近よく『家畜人ヤプー』が平積にされているのを目にしたがこの本で紹介されていたからか?漫画化によりかなり簡略化しているようだが、私のような国際情勢に疎い者にとっては取っつき易くありがたい。戦後日本の平和と繁栄、それは「偶然恵まれた地政学的余裕により成り立った」(反共産主義の最前線ではないこと、朝鮮、ベトナム戦争を糧にした経済成長)日本人は勤勉だからなぁと鼻を高くしていたのが恥ずかしい。《尖閣諸島問題》についてもとても勉強になった。ただ、これもまたひとつの考えとして鵜呑みにしないよう気をつけよう。

  • 馨 さん

    マンガでわかりやすいです。ドイツにロシアの戦車と碑があって皆写真撮影してたりしてびっくりしました。敗戦を受け入れる為。。。わかりますが日本にそんな感じの碑があったらどうなるのでしょう。。。 我々現代人がしっかりと歴史を知ることが大事だと改めて思いました。ガンジーの言葉すばらしいです。

  • あっきー さん

    ⭐4 マンガ版でよくまとまっていてあっという間に読めたし先日読んだ「知ってはいけない」とシンクロしていた、敗戦の責任を追及されないために保守支配層は敗戦の否認と対米従属が必要だった、一方朝鮮戦争以降、親ソの疑いをかけられた民主派の人々は公職追放レッドパージされた、鳩山政権が普天間基地移設問題によって退陣したのは日本国民の要望よりも米国の要望をとったからで対米従属の政権でなければ許容されず、敗戦後の状況からまだ主権が回復していないことを示している

  • はる坊 さん

    もっとなぜ日本は無謀な戦争に走ったのかをしっかりと学ばんとなー自分たちは悪くないっていうスタンスでいるとなかなか見えてこないものがあるし、結局前には進めない。また同じ過ちをしてしまう可能性が高い。もっと学ばねば。

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