ひとめぼれ

畠中恵

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163906331
ISBN 10 : 4163906339
フォーマット
出版社
発行年月
2017年04月
日本
追加情報
:
324p;20

内容詳細

札差の娘と揉めて上方へ追いやられた男。その思わぬ反撃とは(「わかれみち」)。盛り場で喧伝された約束が、同心一家に再び波紋を呼び起こす(「昔の約束あり」)。麻之助の亡き妻に似た女にもたらされた三つの縁談の相手とは(「言祝ぎ」)。火事現場で双子を救った麻之助は、新たな騒動に巻き込まれる(「黒煙」)。行方不明の男を探すため、麻之助は東海道へと旅立とうとする(「心の底」)。沽券が盗まれた料理屋から、一葉が消えてしまったのは何故か(「ひとめぼれ」)。いつの世も思い通りにならない、人の生死と色事。泣きたいときほど泣けない、「まんまこと」ワールド、慟哭の第六弾。

【著者紹介】
畠中恵 : 高知県生まれ、名古屋育ち。名古屋造形芸術短期大学卒。漫画家を経て、2001年『しゃばけ』で第十三回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞してデビュー。以来、「しゃばけ」シリーズは大ベストセラーになり、16年には第一回吉川英治文庫賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • いつでも母さん さん

    随分久しぶりにこのシリーズを読んだ気がするなぁ。相関図で思い出した次第(汗)そうか清十郎も親になるのか・・いよいよ麻之助だねぇ。畠中さんは『しゃばけ』シリーズが好きだが、現代のどろどろ・イヤミスなど心が重くなる作品を読んでいると、『まんまこと』シリーズがホッとする自分がいる。いつまでも続いて欲しいシリーズだ。

  • ネムコ さん

    麻之助の妻の寿ずが亡くなったり、それで麻之助が静かに自暴自棄になったり、清十郎が嫁をもらったりとしばらく身内のごたごたが続いてたけど、それもようやく落ち着いて、今回は主人公三人ががっつりタッグを組んでトラブルを片付ける一話完結の短編集。面白かった! シリーズの原点に立ち返った感じ。三人の立場も少しずつ変わってゆくけれど、麻之助はいつまでもお気楽者でいてほしい。

  • ぶんこ さん

    前作から時が経っているので忘れていること多し。今回は縁談にまつわる話が多く、江戸時代の縁談の仕組みが娘たちにとっては手段の駒扱いな気がしました。そんな中麻之助と清十郎は結び合う相手を駒とはみていないようなので、つい肩入れしてしまいます。特に麻之助には良い人をと思っていたら、お雪さんが現れました。今後仲良くなって欲しいものです。なんて小説を読んで親戚のお節介おばさんになってました。面白かったです。

  • はにこ さん

    縁談にまつわる短編集。登場人物達がお年頃なだけに、縁談がまぁ多いこと。今だってそうだけど、この時代はさらに好きなだけでは結婚できないからねぇ。おこ乃ちゃんと麻乃助が上手くいかないかなーって思っているけど身分がなかなか難しいね。真面目な吉五郎、一葉に振り回されて可哀想。応援してますよ。

  • 万葉語り さん

    シリーズ6作目。まだまだお寿ずが忘れられない麻之助だが、先代たちから少しずつ大人のことの納め方を伝授される「分かれ道」が面白かった。表題作は誰のことなのか楽しみに読んだが、ひどくとても切ない話だった。人をその人の条件でしか見られない人は今の世にもいるけれど、身分社会の江戸時代はなおさらだったのだろうと思った。一葉にはすぐそばにある幸せに早く気づいてもらいたいと思う。2017-121

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畠中恵

高知県生まれ、名古屋育ち。漫画家を経て、2001年『しゃばけ』で第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞してデビュー。「しゃばけ」シリーズは大ベストセラーになり、16年には第1回吉川英治文庫賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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