ひがんばな

甲斐信枝

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784834008678
ISBN 10 : 4834008673
フォーマット
出版社
発行年月
2009年09月
日本
追加情報
:
25cm,28p

内容詳細

秋のお彼岸のころに咲くひがんばなは、たくさんの名前を持っていて…。「かがくのとも」で植物や昆虫を描き続けてきた作者が、曼珠沙華など、1000以上の呼び名を持つひがんばなの不思議な生態を描いた絵本。

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読書メーターレビュー

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  • ♪みどりpiyopiyo♪ さん

    この はなは ひがんばなです。あきの おひがんのころ さくので、ひがんばなといいます… ■子供達に、植物の生態を 簡潔で詩的な言葉と美しい絵で教えてくれる甲斐信枝さんの絵本を読みました。ひがんばな 身近に咲いてた事ないし、じっくり見たこと無いなぁ。■古くから多くの愛称で親しまれる彼岸花。これだけ沢山の呼び名があるなんて、日本中で人々の暮らしに身近な植物なのでしょう。それにしても不思議な生態。葉っぱと花茎の時期が きっぱりと違うから、花の季節には葉っぱが無くて、一面の緋色になるのですね。(1977年)(→続

  • ふう さん

    そう、これは科学の本。とにかくよく見て、じっくり見て、遠くから見てぐっと近くで見て、さわってみて。文も説明文というのでしょうか、ひがんばなの咲き方や増え方がとても詳しく書かれています。でも、科学の本でありながら、絵も文もまるで詩のようで、風が吹いて心地よく、ひがんばなたちのおしゃべりまで聞こえてきそうでした。知識や関心を育むというのは、いっしょに自然への愛情も育むことだと教えられます。 子どもの頃、田んぼのあぜ道でこの花を摘んで首飾りを作ったことを思い出しました。

  • がらくたどん さん

    甲斐さんの科学絵本シリーズ。今の時期ならこの1冊。お墓の近くで出会うイメージだがそんなことはない。ちょっとした土手や空地に群生していたりする。繊細な絵に分かりやすい説明がつく。花の利用法とか様々な呼称とか、広がりがあるのもこのシリーズの楽しいところ。茂吉が『曼殊沙華』という短文で伸びて繁って開花する「勿体ぶりの完成」でなく「無遠慮に」強い赤を咲かせるところを愛でている。確かに単色の繁みにある日唐突に赤い群生が出現する感覚がある。見た場所を覚えていても翌年ちゃんとビックリできる。美しく強かな花だ。

  • けいぴ さん

    「ひがんばな」といえば、新美南吉の「ごんぎつね」を思いだします。そして昔、大阪に行くときに新幹線の車窓から見えた赤い花は「ひがんばな」だったのでしょうか?とてもきれいでした。私の住むあたりではほとんど生育していませんが、ふしぎで美しいこの花が更に好きになりました。

  • みつばちい さん

    二年生授業で読んだ。読む前に「ひがんばな見たことある?」と話したら何人か見たことあると。「球根に毒があるんだよね」と言った子もいた。毎年この本を秋に読むが、今年もよく聞いていた。

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人物・団体紹介

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甲斐信枝

1930年広島県生まれ。広島県立府中高等女学校在校時より、画家の清水良雄に師事。慶応義塾大学で教授秘書として勤務後、童画を学ぶ。1970年に紙芝居『もんしろちょうとからすあげは』を出版、以後、身近な自然を題材にした科学絵本を手掛ける。5年にわたり、比叡山の麓で畑の跡地の観察を続けて描いた『雑草のくら

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