基本情報
内容詳細
みちのくは遠い。生きて戻れるだろうか―。江戸の都の名利を捨てて、晩年の芭蕉は遙か東北へ旅立つ。それは新境地を切り開くために、この世と人生の生々流転を見つめる旅路だった。そして三百年あまり。芭蕉の足跡を慕う上方の作家・田辺聖子もまたおくのほそ道へと旅立った。気むずかしい爺さんにみえていた芭蕉は、やがて、人生という旅路のやさしい友の顔を見せるようになる。原文の滋味を掬い古典へと誘う紀行エッセイ。
目次 : 旅立ち/ 白河の関こえて/ 壼の碑/ つわものどもが夢のあと/ 羽黒山の三日月/ 甲の下のきりぎりす/ 蛤のふたみの別れ
【著者紹介】
田辺聖子 : 1928年、大阪市生まれ。樟蔭女子専門学校国文科卒業。64年、『感傷旅行(センチメンタル・ジャーニイ)』で芥川賞、87年『花衣ぬぐやまつわる…わが愛の杉田久女』で女流文学賞、93年『ひねくれ一茶』で吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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優希 さん
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人物・団体紹介
田辺聖子
1928年、大阪生まれ。樟蔭女子専門学校国文科卒。64年『感傷旅行』で芥川賞、87年『花衣ぬぐやまつわる…』で女流文学賞、93年『ひねくれ一茶』で吉川英治文学賞、94年菊池寛賞、『道頓堀の雨に別れて以来なり』で98年に泉鏡花文学賞と99年に読売文学賞、2003年『姥ざかり花の旅笠』で蓮如賞を受賞。0
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