親友が語る手塚治虫の少年時代

田浦紀子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784757608337
ISBN 10 : 4757608330
フォーマット
出版社
発行年月
2017年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
184p;21

内容詳細

僕は耕されていない荒れ地を歩くのが好きなんだ。東京駅へ向かうタクシーの車中でインタビューに応じた手塚治虫は、旧友にそう答えた。マンガ界の先駆者は、いかにして育まれたのか。あの戦争の時代を共に過ごした同級生たちが語る手塚治虫の少年時代。

目次 : 第1章 講演録 手塚治虫の少年時代(手塚治虫の少年時代/ 家庭における手塚治虫)/ 第2章 講演録 手塚治虫と昆虫/ 第3章 講演録 写真とアニメで語る手塚治虫/ 第4章 講演録 紙の砦 手塚治虫と通年動員/ 第5章 インタビュー(「手塚治虫物語」に描かれた手塚治虫の少年時代について/ 伴俊男さんご自身のことについて/ 「紙の砦」のエピソード 終戦の日を迎えた旧阪急梅田駅コンコースについて/ 「アドルフに告ぐ」について/ 「どついたれ」について)

【著者紹介】
田浦紀子 : 旧姓・〓坂紀子。1978年大阪市生まれ。京都精華大学卒業。在学時代に、弟の〓坂史章と共に阪神間の手塚治虫ゆかりの地を記した研究誌『虫マップ』を発表。改訂を重ねながら様々な媒体で発信し続け現在に至る。近年は大阪を中心に、手塚治虫ゆかりの地をめぐるイベントを主宰

〓坂史章 : 1980年大阪市生まれ。大阪大学卒業。姉・紀子と共に『虫マップ』を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • きいち さん

    生地豊中や北野高校で4回にわたり行われた同級生による講演の記録。宝塚の生活がテーマの第一回は何度も家に遊びに行った小学校の同級生大森俊祐と弟の浩・妹の美奈子、昆虫がテーマの第二回には今も共に昆虫趣味を続ける浩と北野の同級生林久男。第三回はカメラマンとしてその後の手塚を取材したこともある岡原進、第四回は共に動員されて工場で働いた金津博直。イベントを運営した手塚ファン姉弟による書籍化である。私生活のフィクション化を含め紹介されてきた話は多いが、宝塚の家の詳細図など希少資料あり。手塚は皆の羅針盤だったのだなあ。

  • 山口透析鉄 さん

    市の図書館本で。 この本に関しては読書メーター内にも詳しく書かれている方もいますので、私はここでは詳細までは触れませんが、歴史上の大天才といって良い手塚治虫氏と共に学校生活などを送った方々の貴重な証言集が興味深く、良い本でしたね。やはり親族等、身近な方々の言葉とかは重みがありますね。 フィクション的な誇張はけっこうあるというのもよく判りましたが、その辺は作品としてまとめる上で必要、と判断されたのでしょうね。 講談社の全集、たぶん一応200冊くらいは持っていますので、こういう本はもっと早く読むべきでした。

  • ソノダケン さん

    自分は「いじめられっ子」だったと、手塚治虫は文章や講演で何度も語った。そのエピソードは数々の伝記に採用され定説となった。しかし完全なホラ話だと本書で否定されている。良く言えばサービス精神旺盛なストーリーテラー(遠足で熊に襲われたと作文にバレバレの嘘を書いたほど)、悪く言えば被害妄想にとらわれたサイコパス。手塚の歴史的重要性は大きいが、現実歪曲空間のすさまじさに鼻白む思いがする。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

田浦紀子

旧姓・〓坂紀子。1978年大阪市生まれ。京都精華大学卒業。在学時代に、弟の〓坂史章と共に阪神間の手塚治虫ゆかりの地を記した研究誌『虫マップ』を発表。改訂を重ねながら様々な媒体で発信し続け現在に至る。近年は大阪を中心に、手塚治虫ゆかりの地をめぐるイベントを主宰

プロフィール詳細へ

アート・エンタメ に関連する商品情報

おすすめの商品