偶然完全 勝新太郎伝

田崎健太

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062174749
ISBN 10 : 406217474X
フォーマット
出版社
発行年月
2011年12月
日本
追加情報
:
397p;20

商品説明

<主な内容>
何度呼んでも起きまへん/資本金ってなんだい?/中村玉緒との夫婦生活/俺が座頭市なんだ/勝プロダク損/百年早い/仲代とは終わったな/石原裕次郎とどっちが格好いい?/騙したい奴には騙されてやればいい/大変なことが起こったんだ/神が降りて来ない/今後はパンツをはかないようにする/俺の弟子になったんだって?/なんで、ここなんだい?

内容詳細

「大統領や首相の代わりはできるけど、勝新の代わりは誰ができるんだ?」「今後はパンツをはかないようにする」「俺としゃぶしゃぶか?一つ“シャブ”が多いんじゃないか?」「最後の弟子」が描く「最後の役者」勝新の真実。

目次 : 何度呼んでも起きまへん/ 資本金ってなんだい?/ 中村玉緒との夫婦生活/ 俺が座頭市なんだ/ 勝プロダク損/ 百年早い/ 仲代とは終わったな/ 石原裕次郎とどっちが格好いい?/ 騙したい奴には騙されてやればいい/ 大変なことが起こったんだ/ 神が降りてこない/ 今後はパンツをはかないようにする/ 俺の弟子になったんだって?:なんで、ここなんだい?

【著者紹介】
田崎健太 : 1968年3月13日京都市生まれ。早稲田大学法学部卒業後、小学館に入社。『週刊ポスト』編集部などを経て、1999年末に退社。サッカー、ハンドボール、野球などスポーツを中心にノンフィクションを手がける。早稲田大学非常勤講師として『スポーツジャーナリズム論』を担当。早稲田大学スポーツ産業研究所客員研究員。創作集団『Son‐God‐Cool』代表取締役社長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • kinkin さん

    座頭市シリーズを何本か観て彼のことが気になって読んだ。役者バカという言葉はとても失礼だが今の芸能界に彼ほどの人はいないのではないだろうか。当時は三船敏郎、石原裕次郎など自分で独立プロを持つおおもの俳優がいて監督よりも力が強かったとも聞く。文中には彼の仕事に対する逸話、遊びに対する逸話、そして親しくなったものとの逸話がたくさん書かれている。それを世間では好気の目でも観ていたに違いないが本人勝新太郎は至極自分に正直に振る舞っていたのだと思う。図書館本

  • 山田太郎 さん

    だいたい、ビートたけしとか勝新太郎とか人生めちゃくちゃなんで、なに読んでも面白い。若い時ってむちゃくちゃかっこいいね、なんか薄汚いおやじ的なイメージしかなかったけど。中村玉緒の自伝もおもしろそうなんでほしいな、けっこうすごかったらしいけど。

  • ぐうぐう さん

    勝新太郎は予定調和を嫌った。役者として、セリフをセリフのまま言う演技を避けた。「役者は科白の奴隷じゃない」とは勝の口癖。即興芝居を重んじた。それは監督としても言える。勝はいくつかのドラマや映画を自ら監督しているが、そこでも型通りに進むことを嫌った。脚本が完成しないまま撮影は始められ、神が降りてこないと撮影はストップする。結果、制作費は高騰していく。偶然を愛した勝は、偶然だからこそ生まれる完全性を求め続けた。経費を抑えるという発想のなかった勝のプロダクションは、負債を抱えて倒産する。(つづく)

  • こも 零細企業営業 さん

    鬼才、勝新太郎。その男の晩年を書いた本だった。田崎さんの文書力が凄い。

  • むぎじる さん

    題名の「偶然完全」とは、先入観のない真っ新の状態で心に響く出会いを受けた時によく使っていた、勝新太郎の造語だそうだ。芝居にもそれを求めた為、脚本はまったく重視せず、とにかく自然体の人間を観察し芝居を作っていた。そこだけ見るとわがままで破天荒な感じを受けるけれど、それを上回る愛くるしく情に厚い人柄が、人をひきつけてやまないところなんだろう。これだけの逸話を持つ個性的な役者さんは、きっと少ないのでは?想像を超える偉大な男の話は、読んでいて楽しかった。

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田崎健太

1968年3月13日京都市生まれ。ノンフィクション作家。早稲田大学法学部卒業後、小学館に入社。『週刊ポスト』編集部などを経て、1999年末に退社。主な著書に『球童 伊良部秀輝伝』(講談社 ミズノスポーツライター賞優秀賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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