しばてん 創作えほん

田島征三

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784032040500
ISBN 10 : 4032040508
フォーマット
出版社
発行年月
1984年06月
日本
追加情報
:
26cm,1冊

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • のっち♬ さん

    土佐の化け物しばてんの生まれ変わりと見なされ村人により山へ追い立てられた捨て子のたろうは、人恋しさから村人を救うが…。逼迫すればどんな屁理屈も罷り通る人間のどうしようもない卑怯さを扱ったテーマがとにかく重い。しかし、土着的で大胆なデフォルメを駆使して描かれた作画は躍動感に溢れ、特にしばてんに至っては絵本から躍り出てきそうな力強い生命力。これぞ作者の真骨頂。だからこそ人柱にされたたろうの無言が沁みるのだ。そんな人間の根源的な脆さを汲んだ上で、全てを包容せんとする作者のスタンスが全編からひしひしと感じられる。

  • ゲンショウ さん

    小学校にて拝読。高知県に伝わる、河童の様な妖怪のお話しです…が、創作絵本と銘打って居る通り、しばてんをモチーフにした、世知辛いお話しでした…。誰かの不幸の上にしか幸福は築けないのか…?!命題ですね…。

  • はしけん さん

    小学校の読み聞かせに使いました。衝撃作です。お気に入りの絵本で、オススメ本。もっと支持されたらと思ってます。ただ、人間の暗部が描かれてるので、何才位に読ませたらいいのか悩みどころ。

  • 遠い日 さん

    人間の身勝手、エゴが心に突き刺さる悲しいお話。苦しい生活の中で、自分たちを助けてくれたしばてんを、持ち上げたり、役人に売ったり、全く以って村人たちのその場その場の対処に嫌気がさす。しばてん、そのまっすぐな心はそれでもいくばくかは人の胸の底に残ったか。

  • mari さん

    いじめ関連本。容姿が違うからと追いやって、使えるときに使って役目が終わったらまた追い出す。本の中では大人とも子どもとも書いてないが、人の身勝手さって、、と考えてしまう。後書きの田島さんの言葉がよい。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

田島征三

1940年、大阪府生まれ。幼少年期を高知県で過ごす。多摩美術大学卒業。『ちからたろう』(ポプラ社)でブラティスラヴァ世界絵本原画展“金のリンゴ賞”、『ふきまんぶく』で講談社出版文化賞、『とべバッタ』で年鑑日本のイラストレーション作家賞、小学館絵画賞、『つかまえた』(以上、偕成社)で産経児童出版文化賞

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品