基本情報
内容詳細
少年時代に敗戦を体験した著者が、長年にわたって抱き続けてきた疑問―。日本はなぜ、世界を敵にまわし、「負ける戦争」を始めてしまったのか。明治維新で国家を建設し、西欧を懸命に追いかけてきた日本は、はたして何に成功し、何を、どの時点で失敗したのか?長年の疑問に著者自らが正面から取り組み、「富国強兵」「五族協和」など七つのキーワードをもとに、日清・日露戦争、満州事変、そして「大東亜戦争」へと突き進んでいった近代日本の謎を解き明かす。今、新たな岐路に立つ日本人が振り返るべき分岐点を、鮮やかに照らし出す著者渾身の一冊。
目次 : 第1章 富国強兵―「強兵」はいつから「富国」に優先されたか/ 第2章 和魂洋才―大和魂とはそもそも「もののあはれを知る心」だった/ 第3章 自由民権―なぜ明治の日本から「自由」が消えていったか/ 第4章 帝国主義―「日清・日露戦争」「日韓併合」は「侵略」だったのか/ 第5章 昭和維新―暴走したのは本当に「軍」だけだったか/ 第6章 五族協和―「日本の軍事力でアジアを解放」は本気だった?/ 第7章 八紘一宇―日本を「大東亜戦争」に引きずり込んだのは誰か
【著者紹介】
田原総一朗 : 1934年、滋賀県生まれ。早稲田大学文学部卒。岩波映画製作所、テレビ東京を経て、フリージャーナリストに。活字・放送の両メディアで活躍。テレビ朝日系列「朝まで生テレビ!」「サンデープロジェクト」の司会を務め、98年、戦後の放送ジャーナリストを選出する城戸又一賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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coolflat さん
読了日:2016/12/26
大森黃馨 さん
読了日:2022/10/29
aki さん
読了日:2017/01/21
metaller さん
読了日:2013/08/10
ぼび さん
読了日:2018/12/06
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