安倍政権への遺言 首相、これだけは言いたい 朝日新書

田原総一朗

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784022736253
ISBN 10 : 4022736259
フォーマット
出版社
発行年月
2015年07月
日本
追加情報
:
261p;18

内容詳細

私より年上の、戦争の恐ろしさを身をもって知っている世代の人たちは、理屈抜きで「戦争は二度とゴメンだ」という。だから、集団的自衛権から改憲へと進む首相に、老身にムチ打って言っておかなければならない。憲法だけじゃない。外交、原発、経済財政、少子化―。未来の日本のために、とことん話し合おうじゃないか。

目次 : 第1章 安倍政権への遺言(安倍政権はなぜ「右傾化」したのか/ 「二枚舌」の安保法制で国民をだますのはやめよ ほか)/ 第2章 右傾化が止まらない(靖国問題から抜け落ちた日本人自身による「総括」/ 改憲しなかったのは、決して96条のせいではない ほか)/ 第3章 アベノミクスの行方(官僚を使えなかった民主党は第三極に没落した/ 「橋下氏バッシング」でいちばん得をしたのは安倍政権 ほか)/ 第4章 日米同盟とアジア(ASEAN外遊とJKT48の大きな意義/ なぜアルジェリアは「人命最優先」ではないのか ほか)/ 第5章 出口のない原発(国民が見放したリアリティーなき「原発ゼロ」/ 原発推進派に問う「トイレのないマンション」問題 ほか)

【著者紹介】
田原総一朗 : 1934年、滋賀県生まれ。早稲田大学卒業後、岩波映画製作所を経て、東京12チャンネル(現テレビ東京)に開局とともに入社。77年フリーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • kinkin さん

    安倍政権・・・この本を読んだのは近頃論議されている「共謀罪」に関して気になったため。ほんとうはもっと共謀罪について解説した本があると思う。しかし先ずは共謀罪を成立させたい政権について客観的に書かれたものだったため。内容はアベノミクス、日米同盟、原発等。共謀罪そのものには触れていないものの現在の安倍政権と取り巻く環境はすこしだけつかめたと思う。共謀罪・・大臣がその主旨をまともに説明できないような法律、やはり反対だ。

  • パフちゃん@かのん変更 さん

    一昔前の自民党は三・角・大・福・中とタカ派からハト派まで様々な派閥があって、自民党内の討論も活発だった。今は安倍氏の一人勝ちで対抗勢力がいない。メディアも安倍氏の言いなり。選挙時にはアベノミクスと経済政策を表に出し、当選したら特定秘密保護法や集団的自衛権の解釈変更など選挙時の争点になっていなかった右傾化が進む。戦争体験者はもう二度と戦争はしたくない。安倍氏のやろうとしていることが必要なことならば、時間をかけて国民にきちんと説明してほしい。原発問題も、廃棄物の最終処分場や処分方法を確立すべきだ。

  • 壱萬弐仟縁 さん

    最大の問題:アメリカに向けては説明した安保法制の本当の意図を、時間をかけて日本国民にきちんと理解させようとしていないこと(20頁)。第2章を読むと、マイナンバー制度と特定秘密保護法のリンクが濃厚に思える。国民監視、治安強化ということ(48頁)。ISにとって、安倍首相の中東歴訪が、日本に脅しをかける絶好のカードとなってしまったのではないか(208頁)。そして、今後、邦人が海外や国内の集団を標的に、ISが新たなテロを仕掛けてくることが想定されよう。

  • AICHAN さん

    図書館本。非常に現実的な評論。著者は新自由主義を肯定する。私は反対だ。富む者と貧者が同じスタート地点から出発したら富む者はもっと富み、貧者はますます貧しくなる。ちっとも平等ではない。格差が広がるだけだ。だから著者の新自由主義肯定は受け入れられない。ただし、自衛隊を軍隊にすることに関しては考えがぐらついた。この本を読むまで私は軍隊を持つことに絶対反対だったが、自衛隊が国防軍となり本格的な軍隊になることで米軍が日本から出ていってくれて日本国内の米軍基地がなくなるなら、それもひとつの選択肢かもしれないと思った。

  • matsu04 さん

    田原氏は、安倍政権の進めてきた政策(特に安保法制)を振り返り右傾化≠オていると断じる。その上で戦争を知っている年寄り≠ニして、安倍首相に対し今これだけはどうしても言っておかねばならない、というのが本書の要点であるようだ。(ただし、週刊朝日連載のコラム集のため、ちょっと古い文章もけっこうある。)

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人物・団体紹介

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田原総一朗

ジャーナリスト。1934年滋賀県生まれ。早稲田大学文学部卒業後、岩波映画製作所に入社。そののち東京12チャンネル(現・テレビ東京)に開局準備段階から入社。さまざまな番組制作に携わったのち、フリーに。「朝まで生テレビ!」「サンデープロジェクト」の司会を務める。1998年には、戦後の放送ジャーナリストを

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