彼女たちが必死にボートに打ち込む姿は、誰もが一度は経験しているはずです。ボートじゃなくても、愛媛でなくても、あの頃の僕はこの映画の彼女たちと同じ気持ちだった。そんなことを自然と思わせ、さわやかな感動が涙を誘います。こんないい映画なかなかないとおもいます。

ノスタルジーに溢れつつも、からっとしたさわやかさに満ちている。『薄れゆく記憶のなかで』が「陰」ならば、こちらは「陽」。この２作が「オジサンのための青春映画」として双璧をなします。お勧めの一作。

いいね！青春時代を思い出す一本！歳を重ねる事に、忘れかけてくるあまい思いが自然と、こみあげてくるんですね！ぜひとも見てください(^O^)/そして、忘れかけたあるものを発見しちゃってね！ o(^O^)o

最初、ロスに向かう途中の飛行機の中でみました。外国に向かう旅路だから余計に、日本的な青春の不器用さと必死さと純粋さを感じました。誰もが思う青春時代へ戻りたいような戻りたくないような想い・・・。何か訳も無く切ない感じ。愛媛の方言がまた愛らしく心を打ちます。

なんなんだろう、どうしてこんなに心うたれるんだろう・・・。「なっちゃん」を始めとする普通の女の子たちがとにかく輝いていて、「あー、いい映画見たよなぁー」って心から思えます！！