鎌倉文化の思想と芸術 武士・宗教・文学・美術

田中英道

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784585270324
ISBN 10 : 4585270329
フォーマット
出版社
発行年月
2016年08月
日本
追加情報
:
20

内容詳細

社会、政治、宗教、美術、文学など、分野ごとに論じられてきた歴史を統合し、人々の生き生きとした創造性を中心に歴史を再構築する。運慶の無著像は西行の姿、世親像は文覚上人であるという新発見の論証、鎌倉文化を再評価する画期的な書。

目次 : 鎌倉時代は平泉で始まった/ 大仏再建と大地震/ 勧進の聖たちと仏教の展開/ 奥州討伐と運慶の創造/ 平清盛と源頼朝の「公」と「私」/ 文化人・後白河上皇/ 西行―やまとごころの歌人/ 朝廷と武士、寺社の「三共立」/ 後鳥羽上皇と「承久の変」/ 親鸞と空也上人像/ 鴨長明の出家/ 道元の禅は神道ではないか/ 日蓮と仏教文化の終焉

【著者紹介】
田中英道 : 1942年生まれ。歴史家、美術史家、東北大学名誉教授。ローマ大学、ボローニャ大学客員教授、元国際美術史学会副会長、日本国史学会代表理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • 軍縮地球市民shinshin さん

    フランス・イタリア美術史専門の著者が、鎌倉時代の社会・政治・宗教・美術・文学など縦横無尽に論及して、平安の宮廷文化と鎌倉の武士文化とは断絶しておらず、宮廷文化から武士文化が誕生したと論証している。中世文化は網野善彦から「民衆」を重視する概念が提唱され定着しているが、著者はそういったやたらと「断絶」面を強調する日本文化史研究に異議を唱えている。結局、マルクス主義の階級闘争史観が未だに支配的で、各階級が「闘争」して時代の覇権を担い、歴史は「発展」していく史観が定着しすぎているので、それを捨て去らないといけない

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田中英道

1942年東京都生まれ。現在、東北大学名誉教授

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