本読みの獣道 大人の本棚

田中眞澄

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784622085041
ISBN 10 : 4622085046
フォーマット
出版社
発行年月
2013年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
251p;20

内容詳細

子鹿のバンビはどこへ行ったのか。『君たちはどう生きるか』をどう生きるのか…。『コタンの口笛』『飛ぶ教室』『若草物語』ほか1950年代児童書の再読から戦後精神の原点を問う「いつか来た道とおりゃんせ」、近代文学を手がかりに失われゆく世相・文化をあざやかに捉えたエッセ・クリティック「一切合切みな煙」、日々の糧にしてネット社会とは一切無縁の超アナログ読書術「ふるほん行脚」。小津研究で知られる映画・文化史家が縦横に分け入り綴った読書の「けものみち」。

目次 : 1 いつか来た道とおりゃんせ―五〇年代児童が読んだ本(「アンデルセンのこと、なぞ」/ 『小公子』『小公女』をめぐる女性たち/ 『三太物語』に読む「戦争と平和」/ ロビンソンと末裔たち―漂流綺譚三代記 ほか)/ 2 一切合切みな煙(煙草・ユーモラスな残酷/ 汽車に匂いがあった頃)/ 3 ふるほん行脚完結篇(風に吹かれて高尾‐八王子篇/ 御茶ノ水駅から駿河台下篇/ ミステリー三昧、池袋西口篇/ 集う合間に馬車道‐野毛篇 ほか)

【著者紹介】
田中眞澄 : 1946年、北海道に生まれる。慶應義塾大学文学研究科修士課程修了(国文学専攻)。映画・文化史家。2011年12月死去

稲川方人編 : 1949年、福島県に生まれる。詩人、編集者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • takao さん

    ふむ

  • yyrn さん

    子供のころに読んだアンデルセンや小公子、小公女、ロビンソンクルーソー、若草物語、飛ぶ教室などの話は非常に懐かしく楽しめたが、後半の煙草や汽車の話、各地の古書店めぐりの話はあまり感情移入ができず、ちょっと残念。

  • 活火山 さん

    小津安二郎研究と古本愛好家でしられる作者の死後にまとめられた本。少年文学についての連作エッセイとふるほん行脚の連載の続き、またたばこに関するエッセイなど、全体としてはまとまりのない。しかしそこが逆にスクラップブックのようないい味を出している。タイトルもよい。映画論のパートがあれば、意外と、彼の本を最初に手にする読者向きかもしれない。

  • 茶利 さん

    こんなにもたくさんの本を知っている人がいるなんて

  • 古本虫がさまよう さん

    田中氏が、2011年12月30日未明に自宅で孤独死というのか急逝したとの報は何かで読んだ記憶がある。小津安二郎に関する著作が何冊かあるようだが、そちら方面にはあまり関心がないので、「みすず」に連載していた古本屋行脚エッセイだけは読んでいた。その連載をまとめた『ふるほん行脚』 (みすず書房)は、以前、面白く読んだが、本に収録されていない後半の連載分と他の雑誌に書かれたエッセイをまとめたのが、この本『本読みの獣道』。前著同様タバコがらみの苦言も多しだが、それは共感できず。

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