光メタマテリアル入門

田中拓男

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784621087831
ISBN 10 : 4621087835
フォーマット
出版社
発行年月
2016年11月
日本
追加情報
:
163p;22

内容詳細

常識を超えた特殊な性質を持つ人工物質、メタマテリアル。そのなかでも、光を自由自在に操る光メタマテリアルが注目されている。この物質によって、どんな小さなものでも観察できる完全レンズ、伝送ロスがない光ファイバー、小型の超高性能レーダー、さらには透明人間をつくることまでもが可能になる。本書では、1つのテーマを見開きでまとめ、新機能を生みだす原理とともにていねいに解説。光とは何か?からはじまり、SF世界のアイテムにつながる最先端の技術まで豊富にとりあげた一冊である。

目次 : 第1章 光とは(光の正体、それは電磁波/ 光の周波数と波長と用途 ほか)/ 第2章 光メタマテリアル(メタマテリアルの概要/ メタマテリアルを構成する素子 ほか)/ 第3章 光メタマテリアルの加工技術(光リソグラフィ法/ 光リソグラフィ法の露光手法 ほか)/ 第4章 光メタマテリアルの応用(右手系物質と左手系物質/ 負の屈折とVeselagoレンズ ほか)

【著者紹介】
田中拓男 : 1968年生まれ。大阪大学工学部応用物理学科卒業。1996年同大学大学院工学研究科博士課程修了。博士(工学)取得。大阪大学基礎工学部助手、理化学研究所研究員を経て、2008年より理化学研究所准主任研究員。東京工業大学物質理工学院(特任教授)、北海道大学電子科学研究所(客員教授)、埼玉大学大学院理工学研究科(連携教授)、学習院大学(講師)などを併任。研究テーマは、光メタマテリアル、プラズモニクス、ナノフォトニクス、光応用計測など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • makio37 さん

    仕事読み。理論的には透明マントも作成可能―。いまだにイロモノ扱いされるメタマテリアルについて、理解を深めたかった。光に特化した部分には関心が持てなかったが、メタマテリアルの基本的な理論の説明はいくらか参考になった。Q値の大きなSRR(分割リング共振器)でなければ透磁率の変化量が大きくならず、負の透磁率が実現できないようだ。となると、負の透磁率となる周波数も極狭帯域とならざるを得ない。面白そうな技術ではあるが、やはり別のブレークスルーと組み合わせなければ応用は難しいと感じた。

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人物・団体紹介

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田中拓男

中央大学名誉教授(専攻:国際経済学、開発経済学、国際経営学、計量経済学)。1937年和歌山県白浜町に生まれる。慶応義塾大学経済学部・同大学院経済学研究科博士課程を経て中央大学経済学部に奉職し、同大学院経済学研究科委員長などを歴任して2008年に定年退職する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載さ

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