基本情報
内容詳細
二十三歳の越路玄一郎が入社したのは、個性派揃いの梁山泊のような出版社だった。部長の田村隆一に仕事を叩きこまれ、都筑道夫の後を受けて『EQMM』編集長を務め、そして作家に。一九五六年〜六四年の疾風怒涛の編集者時代と戦後ミステリの草創期を活写する、ハードボイルド作家の自伝的長篇小説。“巻末エッセイ”河合靖/“解説”郷原宏。
【著者紹介】
生島治郎 : 1933(昭和8)年中国・上海生まれ。本名・小泉太郎。早稲田大学第一文学部卒業。56年早川書房に入社。都筑道夫の後を受け『エラリイ・クイーンズ・ミステリ・マガジン(EQMM)』の編集長を務めるが、小説執筆のために退社。64年『傷痕の街』でデビュー、67年『追いつめる』で第五七回直木賞を受賞。89年から93年まで日本推理作家協会の理事長を務めた。2003(平成15)年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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てら さん
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やま さん
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人物・団体紹介
生島治郎
1933年上海生まれ。早稲田大学英文科を卒業し、デザイン事務所勤務を経て早川書房に入社。日本版『エラリイ・クイーンズ・ミステリ・マガジン』創刊に携わり、のち第二代編集長に就任する。退社後の64年に長編『傷痕の街』を刊行し作家デビュー。67年、『追いつめる』で第57回直木三十五賞を受賞する。89年から
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