ルパート・ワイアット監督作。シリーズを見てなくても楽しめる作りになっています。 檻、家(ここでは愛されているが)、施設、と囚われていたシーザーが外へ繰り出す開放感。窓から外を見つめるシーン、窓を思い浮かべるシーンも印象的で素晴らしい。

昔の作品ですがストーリーとしてとっても面白かったです。人間と猿の戦いや頭脳戦が見てしまうようなストーリーでした。

今作で新シリーズは3作目。 これを見てから最初にやった猿の惑星を見るのもなかなかに面白い。 今作はとにかくアミアミラーが可愛い！

50年以上前の作品とは、思えない仕上がりと脚本だと思います。ある惑星に不時着した主人公がそこにいた高度な文明を持ち言葉を話す猿たちに遭遇するというSF映画。半世紀以上も前に撮られたとは思えない特殊メイクとセットは凄いの一言です。それに何と言っても、この映画の醍醐味はラストシーンにあると思います。ネタバレになるのでここには書きませんが、小学生当時父親とビデオで見ていて子供ながらに、「まじでか＆#12316;い」と口に出して言ったことを覚えています。

当時は相対性理論を題材にした最先端のＳＦであったであろう。猿の特殊メイクだから面白い。ＣＧで作った猿の惑星などダメ。

歴史に残る名作のリメイク。どう別解釈でエンディング描くのか注目していたがマズマズだと思う。もちろん本家のあの衝撃的なエンディングには遠くは及ばないが。

子供の頃に猿の惑星を見て、衝撃的な映画だったという記憶があります。過去の作品を何度も見たわけではありませんが、本作が過去の作品と別作品と思う必要はなく入っていけます。寧ろ待っていたという感もあります。リメイクではなく、前章を語る映画として楽しめます。

今までの猿の惑星を知っていると、別物。 全く違う作品だと思えば、楽しめる作品。 猿のCGが素晴らしいので、そこの見応えは抜群。

最初観たときはなんか中途半端でこぢんまりしていてあんまり面白くなかった。それまで猿にいいように扱われていた人間たちが反撃に転じて、猿どもをめたんめたんにやっつけて、「やっぱり猿より人間の方が怖いな」という展開を期待していた。ところがどうもそういったはっきりした展開をしないで、猿も人間も、どっちつかずの煮え切らない態度。苛々するなあと思ったのだが、ようやく気づいた。猿も人間も、似たようなものなのだ。オリジナルは猿と人間の立場が逆転して「人間とはなんなのか？」を問う内容だったが、リイマジネーション版はもっとひねくれていて「猿も人間もそんなに変わりはしないじゃん？」と言っているようだ。そこから「では人間らしさとはなんなのか？」を見いだしたいところだが、やっぱりはっきりしない。どうやらティム・バートンは本気で人間を猿と似たような物と思っているらしい。ユニークだ。猿のメイクも本当に本物の人間みたいだ。

猿の頭が付いてきても困るよネ。 セット内容が意外に良いのに売れないのは猿の頭のせいw